かつて紙の本で読んでKindleアンリミテッドにも登場していたので登録。読書意欲がわく良書。
再読はまだ始めていないが、かつての思い出から星五つで登録。超おすすめ本。
再読中。確かに面白いが、二極化とか庶民などというキーワードがちょっと挑戦的に感じる。かつてはそれがツボにはまって読書のモチベーションになった模様。今も刺激を受けるが、月給取りの中での二極化&庶民という枠に気付く。勤め人としての枠から離れた私だからこそ気付いた事かも。
読了。再読では星四つ。年を取って読んでみると、初読時の感動した個所が、若さゆえの感動であったり、著者にあおられたり扇動させられたりした個所であるところもあり、自分の若さをなつかしく思い出した。
著者は、私見では、グローバリスト側の役目をはたしているひと。読書についても、面白い面もあるのだが、結局読者よりも出版業界の為になるような宣伝活動をしている感じがする。
面白くはあるが、気をつけて読みたい著者。
下記にハイライトした個所をコピペ:
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黄色のハイライト | 位置: 53
本は 10 冊同時に読め!/目次 はじめに――人生に 効く「超並列」読書
黄色のハイライト | 位置: 57
第1章 仕事も生活も劇的に変わる! 「速読」かつ「多読」の読書
黄色のハイライト | 位置: 76
第2章 一生を楽しみつくす読書術 人生は、読書でもっともっと面白く
黄色のハイライト | 位置: 96
第3章 「人生を楽しむ力」と「読書量」 忙しい人ほど本を読んで
黄色のハイライト | 位置: 116
第4章 まずは「同時に3冊」から! 実践!「超並列」読書
黄色のハイライト | 位置: 133
第5章 「理屈抜きで楽しめる」読書案内 私はこんな本を読んでき
黄色のハイライト | 位置: 150
おわりに――本は「人生を楽しむ」知恵の宝庫で
黄色のハイライト | 位置: 213
読書が好きで大量の本を読む読書家は、そのようにしてうまく本を読み飛ばしている人が多い。読書があまり好きではなく、読むのが遅い人ほど、1冊1冊を丁寧に読むので
黄色のハイライト | 位置: 279
騙される人は、情報を組み立てる力がないから騙さ
黄色のハイライト | 位置: 286
だからこそ、情報を能動的に取捨選択し、組み合わせていく「超並列」読書術が効く。ただ情報を鵜呑みにするのではなく、そこに懐疑的な目を向けることができるので
黄色のハイライト | 位置: 344
中国に進出した日本企業の多くは経営に失敗し、撤退している。中国人を幹部として迎えると、同族を採用して一族で会社のお金を使ってやりたい放題をするので食いつぶされるのだという。表に出てこないだけで、じつは相当の数の企業が中国で痛い目にあっているの
黄色のハイライト | 位置: 394
本を読んでいない人間の話題は、スポーツの話、テレビの話、飲み屋の話、女性の話、金儲けの話が中心である。ユーモアがわからず、駄洒落をいえばいいと思っているような低俗な輩で
黄色のハイライト | 位置: 400
旅行や留学で海外に行き見聞を広めれば、視野が広がるといわれている。だが、ロバは旅に出て帰ってきてもロバ、馬にはならない、ということわざが
黄色のハイライト | 位置: 477
想像の中で遊ぶのが、最高にぜいたくな遊びではないだろう
黄色のハイライト | 位置: 522
成功とはイノベーション、つまり革新性のあることを実現できたときにはじめて成り立つものだ。他の人が思いつかないようなビジネスをして、他の人がマネできない生き方をしてこそ、自分の人生を生きているのではない
黄色のハイライト | 位置: 553
なぜなら、本を読むには想像力が必要だからだ。 たんなる活字の並びを目でなぞり、そこから遠い異国の情景を思い浮かべたり、目に見えない哲学や理論を構築したりするのだ。想像力が欠如している人間には、到底味わうことができない媒体なのである。 そうした想像力があれば、暑い車内に幼児を置き去りにしたらどのような結果を招くか、電車内で化粧をしたら周りの人間がどう思うのか、ということに思い至るはずだ。それができないような人間には、本は読めないということなので
黄色のハイライト | 位置: 571
だが、もし自分の周りに本嫌いの人間がいるのなら、そういう人とはつき合わないほうがいい。足を引っ張るだけで、自分の人生に何ももたらしてくれないからで
黄色のハイライト | 位置: 573
その人が芸術家やスポーツ選手など、ある分野に秀でているのなら、本を読んでいなくてもつき合うメリットはあるだろうが、そうでないのならつき合うだけ時間のムダ
黄色のハイライト | 位置: 910
ゲームがあれば子どもは本を読まない。本を読まなければ想像力や思考力が育たない。さらにゲームをしているとコミュニケーションが希薄になりがちなので、子どもは大事なことを学ばないまま大きくなってしまいかね
黄色のハイライト | 位置: 912
小学生のころはゲームとテレビ漬けになっていた知人の子どもが、中学生になって全寮制の学校に入ることになった。そこではテレビもゲームも漫画も禁止である。数年後、その子どもに会ったとき、がらっと雰囲気が変わっていたのには驚いた。トロンとした死んだような目をしていたのに、目が輝き、覇気が生まれ、言動までしっかりしていたのである。 学校の教育もよかったのだろうし、年齢的に成長したこともあるだろう。だが、話を聞いてみると、何もすることがないから本を読むようになったのだと
黄色のハイライト | 位置: 1,324
私たち人間は宇宙の中で存在しているように思うが、そもそも人間がいなければ宇宙を認識する者がいない。したがって、人間がいなければ宇宙もない。そうなると、人間がいなくても宇宙が存在しているかどうかは、理論的に不明だという結論に
黄色のハイライト | 位置: 1,327
物理学者が数学を使って計算すればするほど、人間がいないと宇宙が存在できないという結論が出てしまうの
黄色のハイライト | 位置: 1,453
だが、新聞至上主義の時代はとっくに終わっている。 経営者の中には、朝日、読売、毎日とメジャーな新聞をすべてとり、毎日すべてに目を通していると自慢する人もいるが、それはネットを知らずに 洞窟 に住んでいる原始人のようなものである。 日本の新聞には記者クラブ制度があるので、どの新聞にも同じ記事が同じように出るようになっている。一紙にしか掲載されていない貴重な情報など、ないに等しい。 三大紙すべてを読む人は、いったいどこを読むのだろうか。コラムや人生相談のファンなのだろう
黄色のハイライト | 位置: 1,488
この手の本を読むより、ジャック・ヒギンズの『 鷲 は舞い降りた』やギャビン・ライアルの『深夜プラス1』(ともに菊池光訳/早川書房)などの冒険小説を読むほうがずっといい。この2冊は文句なく面白いので、ふだん本を読まない人にもおすすめである。 今のサスペンス系やアドベンチャー系の映画は、すべてこの2冊を下地にしてつくっていることがわかる。冒険小説マニアから見ればこの2冊を読んでいない人はもはや人間ではなく、「人間のようなもの」と呼ばれるぐらいで
黄色のハイライト | 位置: 1,544
だが、じつはマキャベリはただ首をはねろといっているのではない。翌日からは誰の首もはねてはいけないと書いているので
黄色のハイライト | 位置: 1,547
首をはねられないとわかれば、新しい君主の首をとろうとする人間はいないだろう。これは非常に巧みに人間の心理を突いた作戦で
黄色のハイライト | 位置: 1,563
読書をしない人には、今現在しか見え
これは良いことば。初読のさいに感銘を受けた記憶無し。