妖(あやかし)の華 妖シリーズ (文春文庫) [Kindle]

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  • 文藝春秋
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感想・レビュー・書評

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  • デビュー作品。井岡が良い味を出している。

  • 妖の掟が良かったので、前日譚を購入。デビュー作を加筆修正したもの。
    シリーズの続きが読みたくなります。

  • ヒモのヨシキは、ヤクザの恋人に手を出して半殺しにあうところを、妖艶な女性に助けられる。同じころ、池袋では獣牙の跡が残る、完全に失血した惨殺体が発見された。その手口は、3年前の暴力団組長連続殺人と酷似していた。事件に関わったとされる女の正体とは?

    本作は2003年に書かれた誉田哲也のデビュー作らしい。つまり20年近く経ってから続編(と言っても物語的には前編)の「妖の掟」を描いたことになる。巧みなストーリー展開で読ませるけれど、やや冗長な気もした。デビュー作なら仕方ないか…。
    (B)

  • いつもの誉田さんの警察物のお話に、ファンタジーが絡んだようなお話。
    最初、「ファンタジーっぽいのは苦手だなあ」と思いつつ読み進んだが、最後の方は「好きな人には元気で暮らしてほしい」と願う恋愛の要素もあったので、楽しめた。

  • いつもは伝奇小説を読みません。なんか、なんでもありのストーリーになってしまうような気がするので。ただ、誉田さんの作品なので、読んでみました。

    闇神(吸血鬼)、、、ちょっと突飛な設定ですが、まあ、無敵という訳ではなく、悪魔の実を食べた能力者のような感じです。散弾銃に弱いというのも、どこかで聞いたような話。ただ、別に銀でできていなくてもいいようです。

    あいついで起こる変死事件。その死因は失血死。その喉元には巨大な裂け目があり、まるで何者かが牙で噛み千切ったかのような、傷。しかも、現場には殆ど血痕がない。

    犯人は吸血鬼であるという事実(?)を、一番初めに受け入れるのが、あの井岡。そうです、姫川玲子シリーズにでてくる、あやしい関西弁の井岡です。なぜか、できる刑事として描かれています。

    最後は、青春のようなあまずっぱい感じになってきます。紅鈴はかなりの高齢のようですが、ヨシキに感化されたのか、とても純粋な感じになってきます。

  • 苦手なジャンルだった(T . T)

  • 警察ものだと思って読んだので、ちょっと意外な展開にびっくりでした。
    なんとなく実写化した時をイメージしながら読み進めました。
    現実味がない分、誉田氏の他の作品よりエログロが緩和されたように思います。

  • 吸血鬼。おもしろかった。

  • 強烈なインパクトある作品でした。
    切ないような恐ろしいような。
    ストベリーナイトの姫川シリーズに出てくる井岡が主人公というか、事件を追うサブ主人公。
    えぇー井岡かよ。と、姫川シリーズファンなら思わず顔をしかめそうな、そう、あの井岡。
    彼が本庁に出世してたりしてまたなんかイラっとするw
    主人公の紅鈴さん、名前からしてカッコイイ。誉田さんの作品は女がかっこいいんですよね。
    今回も強いし綺麗だし。好きになってしまったので、彼女が人外だとしても思わず感情移入してしまうというか。。。

  •  誉田哲也のデビュー作。がんがん人が出てきてがんがん死にますよ! 流血もポロリもありますよ! という。
     色々突っ込みどころはあるんだけれど、B級映画っぽい「色々詰め込みました!」感があり、わくわくする。
     映画化されないかなー。ちょっと見たいw

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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