潜入ルポ ヤクザの修羅場 (文春新書) [Kindle]

著者 :
  • 文藝春秋
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感想・レビュー・書評

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  • 加納貢のくだりはとても貴重である/ まさかこのような晩年であるとは知らなかった/ 世に出た美化された加納貢伝説は著者の作ったものである/ ヤクザが降ってくる話、警察がアホみたいな話、関西の親分に助けて貰った話、貴重な話で感謝/

  • さすが鈴木智彦の作品は生々しさがある。加納貢のエピソードはかなり脚色が入っていたと知り驚いた。

  • 文章はうまくない。

    暑すぎず偏らずなフラットな立場は良い。
    もう少し俗なトラブル話があるとよかった

  • ヤクザの脱神話化という感じ。こんなに舞台裏を描いてしまって良いものかと思う。
    でも良いのだろうね。ヤクザもいいかげん戦後(の焼け跡)や昭和(の高度成長における人口動態の変化)から抜け出して語られるべきなのだろう。暴対法とか任侠でいうのではなくて、社会には何らかの形のグレーゾーンの安定化装置が必要なのだと思う。中国の城管なんかはそれじゃないのかな。

  • 2015/06/29【Kindle】

    Kindleのランキングで上位にあったのと、ダークサイドに興味があったので読んでみた。

    初心者のため、もう少し基礎的な内容が欲しかった。

  • ヤクザ社会には「利口で出来ず、馬鹿で出来ず、中途半端でなお出来ず」という格言がある。その言葉は私に鋭く突き刺さる。

  • 長年に渡り暴力団に密着取材してきた著者の、ルポというよりはとりとめのないエッセイ。テーマは暴力団、愚連隊、賭場など様々だが、何かの政治的主張(「暴力団は弱者の受け皿として機能している」とか「警察が腐敗して民事不介入と貫くなか、代替の警察機能となっている」とか)があるわけではなく、経験してきたことや、思うところを淡々と当たり障りなく記述したという印象。芸能界や日本相撲境界とのズブズブな関係に関しても「何を今さら」と冷めた見解を示しすのみだ。

    暴力団実録ルポというよりは、暴力団ライターの実録ルポといった趣きで、それはそれで楽しめる。

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著者プロフィール

1966年、北海道生まれ。日本大学芸術学部写真学科除籍。雑誌・広告カメラマンを経て、ヤクザ専門誌『実話時代』編集部に入社。『実話時代BULL』編集長を務めた後、フリーに。週刊誌、実話誌などに広く暴力団関連記事を寄稿する。主な著書に『ヤクザと原発 福島第一潜入記』(文藝春秋)『潜入ルポ ヤクザの修羅場』(文藝春秋)『サカナとヤクザ』(小学館)などがある。

「2021年 『修羅の花』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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