蠅 [Kindle]

  • 42人登録
  • 4.07評価
    • (5)
    • (6)
    • (4)
    • (0)
    • (0)
  • 11レビュー
著者 : 横光利一
  • 2012年9月12日発売
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (8ページ)

蠅の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 小説の神様と言われていた横光利一。
    影響を与えた作家が、坂口安吾、太宰治、織田作之助、三島由紀夫、大江健三郎、他多数。
    私は横光文学は、はじめて読んだ。
    この『蠅』は、人間の何気ない日常生活は平穏であることのほうが神秘であり、ちょっとしたことで命を落としてしまうという強烈な印象を受ける。

    田舎の、のどかな風景と普通の人々が登場するだけなのに、作者からのメッセージは強烈に感じる。
    馭者のちょっとしたミス(居眠り)で乗客が死んでしまう。
    けれど小さな一匹の蠅は、余裕で危機から脱出してしまった。
    のんびりした田舎風景からのインパクトが衝撃的で、私は続けて再度読んだ。

  • 1988年 読了

  • 視点を自由に切り替えられる小説の面白さを活かした短編。今でいうドローンから眺めているかのような蠅目線の描写が印象的です。

  • 実験的な映像美に目が向いてしまうが、よく見ると思いの外、厚みがあることに気づく。

    ひとつの魂が人間の生活を見つめている。
    それを読む者の魂に、で、どうなったんだ?と思わせる。

    肉体を通過する感覚でもってつながるこれは、あのピンホールメガネのクリアな感覚じゃないか。

    いいねいいね。

  • 蝿という存在から人間のある時間を切り取る。神の視点。超越した視座。

  • 授業で読んだやつ。
    突然起こる悲劇を淡々と書き起こす。

    まるでその視点が蝿から見ているようで、
    なんとなく気持ち悪く、ゾッとした。

  • 超有名作品を青空文庫経由Kindleで。したらばホントに蝿という短編1篇のみで、10ページくらいだった。びっくりした。なかなかシュールな群像劇、短いけれどセンスのいい文章とエンディングはさすが。

  • 最後ちょっと、、、

  • モンティパイソンのような不条理ショートコント。

  • カメラワーク。人物の描写。運命?
    淡々と描かれる不思議な世界観

全11件中 1 - 10件を表示

横光利一の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
梶井 基次郎
エドガー・アラン...
夏目 漱石
三島 由紀夫
海野 十三
夏目 漱石
エドガー・アラン...
中島 敦
ヘミングウェイ
小林 多喜二
芥川 竜之介
太宰 治
三島 由紀夫
夏目 漱石
夢野 久作
小栗 虫太郎
芥川 竜之介
夢野 久作
夏目 漱石
安部 公房
太宰 治
ウラジーミル ナ...
芥川 竜之介
芥川 竜之介
有効な右矢印 無効な右矢印

外部サイトの商品情報・レビュー

蠅を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

蠅を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

蠅を本棚に「積読」で登録しているひと

ツイートする