プロの資料作成力 [Kindle]

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  • 東洋経済新報社
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  • 資料作成の技術的なコツを述べた本ながら、
    根底にあるのは、
     ・どれだけ相手のことを想像できるか?
    という視点です。

    言い換えますと、
    ① 相手の嗜好、状況を理解しているか?
    ② 相手の望むことを理解しているか?
    ③ 資料説明の後、相手がどうしたら動いてくれるか?
    を考える事であり、一筋縄ではいきません。

    特に③の観点は、
    ・自分は相手にどうしてもらいたいのか?
    という点を自分自身がストンと腑に落ちる水準で理解した上、
    相手の興味を惹きながら、分かり易く、
    ポイントを絞って説明する、高度な技術が求められます。

    サラリーマンをしていますと資料作成からは逃げられませんが、
    登る山の高さと美しさを実感できる一冊です。

  • 何度も読み返したいリファレンスとなる本

著者プロフィール

清水久三子(しみず・くみこ)
お茶の水女子大学卒業。大手アパレル企業を経て1998年、プライスウォーターハウスコンサルタント(現IBM)入社。新規事業戦略立案、人材開発戦略・実行支援などのプロジェクトをリードし、企業変革戦略コンサルティングチームのリーダー、IBM研修部門リーダーなどを経て2013年独立。現在は株式会社アンドクリエイト代表取締役社長として企業研修や経営・人材育成コンサルティング事業に携わる。著書に『外資系トップコンサルの「聞く」技術』(三笠書房《知的生きかた文庫》)、『プロの資料作成力』『プロの課題設定力』(ともに東洋経済新報社)、『1時間の仕事を15分で終わらせる』(かんき出版)など多数がある。

「2023年 『知識とスキルを最速で稼ぎにつなげる 大人の学び直し』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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