- Amazon.co.jp ・電子書籍 (369ページ)
感想・レビュー・書評
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話的には突拍子もないものであったが、とても面白かった。特に大和杯の剣道の試合は手に汗握るものだった。堀田イトちゃんとてもかわいいです。玉木宏の鹿男は記憶にあるので、ドラマは見たんだろうなと思うが全然記憶にない。堀田イトの多部未華子ちゃんもう一度見てみたいわ。
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鴨川ホルモーを読んだ後、鹿男へ突入。面白かったけど、奈良にも歴史にもあまり興味のない僕にはそれほど引き込まれることもなかったが、剣道経験者なので剣道の試合の緊迫の場面から急激に引き込まれた。
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3日で読破しました。
いやあ、楽しかった。面白かった。
本を閉じた際には思わずそう呟いてしまう物語だと思います。
いつか奈良県の鹿さんとお会いした暁には、私も「びい」と変な声で挨拶したいものです。 -
夏の奈良旅行にむけて
旅行気分の盛り上げに再読。
夏目漱石の坊ちゃんの奈良バージョン。
どっちの相棒も堀田(イトちゃん・山嵐)ですね。
マイシカ。
鹿せんべい、そんなにうまいか。
お気に入りワードです。 -
再読。
万城目学氏の初期の作品ですが、不思議な設定で不自然なく現代社会に入ってくるファンタジーが魅力的。
日本史の最大の謎も織り込まれていてスパイスになっているところも面白い。 -
「さぁ、神無月だ。出番だよ、先生」
奈良の女子高に期間限定で教師として赴任することになった主人公に、突然鹿が話しかけてきた。
荒唐無稽なストーリーなれど
奈良だったらありうるかも!と思わず感じてしまう(笑)
神の遣いである 鹿、狐、鼠の役割は?
1800年も前からひそかに続けられてきた儀式とは。
主人公は無事に国を救えるのか
イトちゃんも可愛く魅力的。
剣道の大会は手に汗握る思いで引き込まれてしまった。 -
万城目さんの世界観は独特で、ぬるま湯につかっているような気持になります。歴史ある奈良を舞台に、不思議なファンタジー感あふれる展開の中で、ぼんやりした輪郭の登場人物たちが、緊迫感なく危機的な状況を泳いでいるような物語でした。脱力して読めるところがうれしいです。
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面白かった。大学の研究室で神経衰弱になった「おれ」が奈良の女子高の理科の教師に赴任。大仏殿で喋る鹿に出会い、印を掛けられ鹿の顔になっていく。大明神が留守になる神無月になまずが暴れ地震が頻発。それを押さえるため、「目」の運び番を託される。目とは何か?飛鳥村の古墳群、遺跡や卑弥呼、大和朝廷や平城京なの歴史と壮大なロマン、剣道の試合の熱血漢などスポコン的要素、京都の狐、奈良の鹿、大阪の鼠のファンタジー性を絡め楽しめた。堀田の遅刻の理由、マイ鹿で駐禁を取られたから。奈良の人は鹿に乗っているって笑った。