ドラゴン・タトゥーの女 [DVD]

監督 : デヴィッド・フィンチャー 
出演 : ダニエル・クレイグ  ルーニー・マーラ  クリストファー・プラマー 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
3.70
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  • (8)
本棚登録 : 1174
感想 : 204
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547462082978

感想・レビュー・書評

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  • 2012年公開作品。2時間半以上の長い作品ですが、退屈することなく鑑賞できました。忌まわしい一族の物語。なんとなく横溝正史の「犬神家の一族」や「獄門島」に通じるような感じです。主役の女性には「ニキータ」に通じるものがあるように思います。登場人物が多いため私は2回観ました。ジェームズボンドのイメージしかないダニエル・クレイグが、巧みなドライブテクニックを見せるわけではなく、クールな格闘シーンも見せるわけでもありません。どちらかと言うと弱い。なんといっても異彩を放っているのが、ルーニー・マーラの演じるリス・ベット。顔の至る所にピアス、肩にドラゴンタトゥー。黒づくめの衣装に、カッコよくバイクを飛ばす。過酷な体験から表情が、ほとんどない。天才的なハッカー。とにかく、いいんです。「キャロル」で、控えめな女を演じていた同じ女優さんとは思えません。女性とバイクの組み合わせはセクシーです。エンターテイメントとして楽しめました。

    • 本ぶらさん
      こんにちは。
      これ、すごく人気があるみたいですけど、個人的にはどういう話なのか皆目見当つかなくて(^^;
      あまり興味がなかったんですけど...
      こんにちは。
      これ、すごく人気があるみたいですけど、個人的にはどういう話なのか皆目見当つかなくて(^^;
      あまり興味がなかったんですけど、“忌まわしい一族の物語。なんとなく横溝正史の「犬神家の一族」や「獄門島」に通じるような感じ”を見て、見てみようかなって思いました。
      2021/08/07
    • yhyby940さん
      こんにちは。正直言って、本ぶらさんと同じで話題作だとは知っていたのですが、なんだか、難しくて辛気臭いような気がして見なかったんですが、食わず...
      こんにちは。正直言って、本ぶらさんと同じで話題作だとは知っていたのですが、なんだか、難しくて辛気臭いような気がして見なかったんですが、食わず嫌いだったと思います。猟奇的でハードな部分はありますが楽しめました。もし、ご覧になって面白くなかったら、ご勘弁ください。
      2021/08/07
  • スウェーデンを揺るがせた財界汚職事件の告発記事を書きながらも、名誉棄損で敗訴したミカエル・プルムクヴィスト(ダニエル・クレイグ)。
    意気消沈の日々を送っていた彼のもとに、ある日、スウェーデン有数の財閥ヴァンゲルの元会長ヘンリック・ヴァンゲル老人(クリストファー・プラマー)から家族史編纂の依頼が舞い込む。しかしそれは表向きで、ヘンリックの真の目的は40年前に起きた親族の娘ハリエット失踪事件の真相究明だった。
    40年前に一族が住む孤島から何の痕跡も残さずに消えた少女ハリエット。ヴァンゲルは彼女が一族の誰かに殺害されたと信じていた。
    依頼を受けて調査を開始したミカエルは、成功の裏に隠された一族の血塗られた過去に気づいたものの、手掛かりが掴めずにいた。すると、一族の弁護士から天才的な資料収集能力の持ち主として、ある人物を紹介される。
    リスベット・サランデル(ルーニー・マーラ)という名の、顔色が悪くガリガリにやせた女だった。小柄なリスベットは、肩口から背中にかけて、異彩を放つ龍の刺青が彫られていた。
    そして意外なことに、彼女はこの事件に異様な関心を示す。
    やがて彼女は、ハリエットの日記に記された聖書にまつわる数字が、ロシアの国境付近で未解決のままとなっている連続猟奇殺人事件と関連があることを突き止めるのだが、謎の男にミカエルが狙撃されるなど命の危険にさらされながら捜査していく。
    事件に潜むおぞましい真相とは?
    2005年にスウェーデンで刊行され、瞬く間に世界的ベストセラーとなった人気謎解きミステリーを、『セブン』のデヴィッド・フィンチャー監督によって映像化!
    まず、 リスベットのキャラクターが秀逸です。パンクロッカーのようなルックスなのに、凄腕のハッカーで優れた記憶力と観察力と推理力を持つ調査員で、暗い過去を抱え、コミュニケーションの問題を抱えたアウトロー・ヒロインのリスベットとダニエル・クレイグ演じる新聞記者ミカエルとで、スウェーデンの大財閥の跡取り娘ハリエットの失踪が関わっている連続殺人事件の忌まわしい真相に辿り着くまでの展開が、ヴァンゲル一族の人間関係や過去から聖書の記述に基づいた連続殺人事件の一つの真相に辿り着くまでの筋立てが、ナチスや女性蔑視や虐待などが絡む忌まわしい要素を含んだ予想外でスリリングな展開(リスベットを性的虐待によって言うことを聞かせようとする後見人をリスベットが手厳しいお仕置きをする、ヴァンゲル家の一家の裏にある親子間の虐待が殺人事件に関わっているなど)なので、最後まで退屈しません。
    ミカエルとリスベットの切ないラブストーリーも、素敵です。

  • 起きた過去の事件じたいはただのデータとしてサラッとしか触れられていないので、猟奇的とはいえ平凡に感じる。もっと劇的な方が好みなのであまり惹きつけられない。
    でもヒロインのリスベットがエキセントリックで魅力的。
    尺は長いし登場人物が多く、引っ張っていくだけの魅力的な謎でもないので観るのが辛いかと思ったけれど、リスベットが実に「絵になる」ので最後まで観られた…というかヴァンゲル家の事件が終わった後の話の方がリスベットの能力発揮って感じで良かった。

  • めっちゃかっこよかった。バイクとMacが欲しくなると友人。その通りだった。原作も読みたい。

  • 原作は映画にもなっているスウェーデンのベストセラー小説。
    原作とはエンディングが異なるらしいですが、、、、

    で、舞台はスウェーデン。何故かみんな英語(笑 ハリウッドですから)
    社会派ジャーナリストのミカエル(ダニエル・クレイグ)が天才ハッカー リスベット(ルーニー・マーラ)とともに40年前の未解決少女殺人事件の真相に迫る、、というお話。

    ダニエル・クレイグは007の人。ルーニー・マーラはなんとソーシャル・ネットワークで清楚なお嬢様を演じてた人。
    ルーニー・マーラがとにかくよかった。
    悪徳被後見人にレイプされるシーンで胸が苦しくなりましたがその後タトゥーでとっちめるところなんてすっきり!!笑っちゃうし。

    難点は登場人物の相関図をメモりながら観ないと頭がこんがらがりそうになったところ。ただでさえスウェーデン人ってことでアメリカ人ぽくない名前なのに、サスペンスだから余計こんがらがっちゃう。

    ラスト近くにリスベットが変装してお金を引き出してましたが、、あれってリスペットが横取りしたのかな?
    そして、何故かミカエルに惚れてたみたいだけど、惚れても仕方がないってリサーチしてわかってたんじゃないのかな?
    恋愛ってリサーチだけではコントロールできないってことなのかな?
    リスベットはその後も同じような人生を歩むのかな?

    結構面白かった♪

  • ルーニーマーラー当たり役だな
    リスベット最高だよ。

    俺の中では
    あの映像で原作のストーリーが展開された。
    それほどビジュアルとなったリスベットが魅力的だった。
    しばらく頭から離れそうもないな^^;


    これで続編無しは」ないよな~(>_<)



    スウェーデン版も観てみよう!

  • スタイリッシュ…!
    原作未読、ノオミ・ラパス版完走済みで鑑賞しました。
    なのでストーリーにはあまり言及できません。こちらのお話しかないのでコンパクトでした。

    ス、スタイリッシュ…!!が一番の感想です。
    ミカエルがダニエル・クレイグさん、リスベットがルーニー・マーラさん…格好良すぎる。。
    ヤバおじがスカルスガルド父さんだったのも…

    北欧ミステリは風景が陰鬱なのも好きです。曇り空と雪が良い。
    原作もいい加減読もう…未読ばかりが増えていくので。


  • ミステリー映画だと思って見てると、物語の核はミステリーじゃないんだぜ!っていうオチ。でも面白かったです。リスベットとミカエルがどう関わってくるのかなーってわくわくしながら見てたけど、交わると物語はさらに加速してラストまでドキドキしながら見れました。

  • スウェーデンが舞台のミレニアム(3部作)という小説の映画化、1作目。

    40年前に、ある財閥の少女を殺した犯人を探す。
    探偵役は007のダニエル・クレイグ。
    助手(ヒロイン)はルーニー・マーラ。

    ミステリィ主体にしつつ、性差別やレイプ、変態やネコが入り乱れる作品。

    ダニエル・クレイグは主演を張ると必ず拷問される印象(笑)
    ルーニー・マーラ(素顔)がすごい美人なので作品を追ってみようかな。
    原作も読まなくては!

    残り2作の映画化が待ち遠しいとか思いつつ4年経ってしまったけど、続きまだ?!

  • いろいろよくできてるなと思うところがあり、謎事件解決に飽きたらず、実はストーリーの核は違うところにあるんですね、という長めのアウトロ。でかい博打で金つくり(このスケールの違いが彼女のキャラの強さであるんですが)、プレゼントを、とするラストシーン…記者ははたから見るとドン臭いとこもあり割とフツー目に見えるんですが、それでも心惹かれるってのは彼女が優しさを求めている証左であり、何やかや言っても女の子だもの、をどでかい設定で作り上げた感でしょうか。

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