- Amazon.co.jp ・電子書籍 (148ページ)
感想・レビュー・書評
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上中下と一気に読んだ。
戦争が生活の中に入ってくる感じというのが一番分かるところで、一方で数知れぬところで、生きる意味=取り残された意味などがやはり考えさせられる。
救われるかは不明だが、笑いがあるすずの嫁ぎ先はとても朗らかでもある。
戦争がない世界のほうが圧倒的にいいし、あるべきではないとやはり感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
下巻のところのすずの慟哭はやはり映像かな。
あとすごくおもったのが、すず役の声優ののんさんがすごくいいんだ。まったくアニメや声優に興味ないけど、これは声がいいんだなと思った。
戦時を生きた人々、原爆を生き抜いた人たちの話だけれど暗くない。常に人は生きる方向を向いている。辛くても生きていく。生き残った者は生きていく。人間の立ち上がる姿をみせられる。私たちはそういう生き物なんだろうな。愛する人が死んでも、わたしは生きるのだろう。強いね。人間って。
こういう本で戦争を考えるというのもこれからの世代にはいいのかもしれない。わたしと戦争。その間に常識や通説や大義名分も、なにものも挟まないで。 -
素晴らしき世界
祖父祖母が生きていた時を思う。
辛いことが予想されて、下巻をなかなか読み始めることができなかった。
読後の気持ちは単純には表現できないな。
丁寧に時間を使おう
戦争はダメだ。 -
戦時下日常系漫画も本土が戦場になり怒涛の展開。おおむね映画通の展開だが、原作を読んでもじーんとくる。
時限爆弾の描写は映画のほうが掘り下げてあった。一方、原作は機銃掃射するF6Fがアップでドーン。
先に読んでいたら映画化のクラウドファンディングは自分も加わったと思う。 -
戦争への向き合い方、伝え方は様々です。
戦争にあった日常。
日常にあった死。
死に向き合い生きていく心。
そんな心をあらわす絵柄がこの物語にありました。 -
昭和の戦中。広島市から軍都呉市に嫁いだすずは、不器用ながら北條家に徐々に溶け込み日々を過ごす。やがて戦争の暗雲が周囲を色濃く染めていく。大空襲、原爆投下、終戦。歴史の酷い歯車が一人の女性の小さな世界をゆがませていく。そして…。読む者の心を揺さぶる最終巻!
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よかった。全3巻しかないのに本当にじっくりと読める。
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Kindle
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ほんまにええ作品じゃった…。すずさんの涙についてずっと考えている…。
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書籍版持ってますけど引っ越しで行方不明に。。。懲りてKindle版買い直しました。