わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) [Kindle]

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制作 : 土屋政雄 
  • 早川書房 (2008年8月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (450ページ)

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わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)の感想・レビュー・書評

  • ずしり。作品が纏う緊張感がたまらなく魅力的。

    もし、、、彼がこの国の言葉で書く作家になっていたらどんな日本語を綴ったのか。。。

    一方で、この作品の翻訳は素晴らしいかった。

  • 映画のアイランドのような物を想像してたけど、もっと静かで心の物語でした。思っていたよりいい意味で裏切られたという感じ。突然の事実をそらされるより、残酷ではあるけど。

  • ドラマ化の辺りから興味はあったが、作者のノーベル賞授賞をきっかけに購入。
    重い題材の話ですが、引き込まれてしまいます。
    後味もそんなに悪く無く、読みやすかったです。

  • 今年のベスト!で話題になった時に読んで、人に「私を離さないで」めっちゃいいから読んで!と言うと、

    「なんかすごい情熱的なん薦めてきたなー」と言われて
    恥ずかしかった思い出が。しかも、「どんな内容?」
    と聞かれても、ネタバレしそうで何も言えない!

    じわりじわりと迫ってくる、真実。
    そうなんだろうな、それしかないやん、、、

    この小説と、コニー・ウィリスの「航路」に心掴まれている。
    ケン・リュウもいいけどなあ!

  • 著者がノーベル文学賞受賞ということで、まだ読んだことのない作家さんだったので早速読んでみた。

    舞台設定はジャンプで連載中の「約束のネバーランド」を彷彿とさせる。色々根本的に違うけれども(笑)

    主人公が少女時代から現在までについて、回想して語っていく構成。

    青春時代のあれやこれやのはずなのに、子供達のイベントや教わることに含まれる一部の単語に、読み手としては違和感を覚える。

    あらすじは受賞のニュースとかでも載っているけど、多分前知識ないほうが楽しめるかも。

    この作品が世にでた当時、恐らく世界で話題になっていたはずのあの技術を題材に、一種SF的な世界観において、登場人物の心理描写ができる著者の想像力。素晴らしいと思う。

    改めて倫理観について考えさせられるなー。

  • 読み始めたら、止まらず。特殊な設定なのに、普遍性がある。

  • すごく不思議な世界。読んでいくうちに、あ!なるほど!うわ〜!と思うことが多々あった。技術が進んだ上での医学実験における倫理的な部分への問題提起のようにも捉えられた。読み終わってスッキリするような本でもないし、個人的には感情がストーリー展開に沿って浮き沈みするようなものではなかったけど、この作者さん、すごいなって思った。

  • 閉ざされた施設で暮らした主人公の回想から始まる物語。

    淡々と綴られていくお話は、
    なにげなく、ミステリーで。
    違和感を探るうちに、
    じわりじわりと、
    震撼する世界に引きずりこまれておりました。

    なんとも言えない 静かな恐怖と
    やりきれない 切なさと。
    予備知識ないまま読んだ方が、
    どっぷり味わえます。

  • 奇妙なお話です。久しぶりに、寸暇を見つけては開くのが楽しいと思わせる小説を読みました。

  • 「ああこの本は、これへの警鐘だったんだな」っていう未来が来ないよう、ちゃんと見守っていかなくてはならないなぁ…と思う。
    月並みですが。

  • 非常に静謐な筆致で淡々と理不尽な設定を描く名著。翻訳がむちゃくちゃ上手いのか、元々の文章がそもそもハードボイルドなのかとにかく読みやすくてびっくり。謎解きとまではいかないけれど、設定的な秘密がゆるーっと開示されていくので飽きずに最後まで読めた。臓器移植用クローン、までは普通に思い付くネタだけどそれをここまで文学的に昇華させる手腕は凄いと思う。

  • 生徒たちの特別さの理由をSF的にする必要があったのか?
    ドラキュラ系とか神秘系だったら、素直に感動できたかも。
    または私が今より30歳ほど若ければ。

    主人公たちの人間関係の丁寧な描写は読み応えがある。
    彼らの心情にジーンとくる分、よけいに基本的な設定に矛盾を感じ、どうもひっかかってしまう。

    提供者として育てられる人間はかなり多そうだ。
    社会が彼らの人権に目をつぶっていられる世界とは、どんな世界が想定されているのだろう。

    キャシーが誰かに語っている文章だけど、誰に語っているのか?
    独りで何か書いているか、録音してるのか?
    冷静なキャシーは、実は普通の人間とは大きく違うのか?

    これは最後に、回想するキャシーがどういう状況にいるかが描かれると、
    驚くべき真実のキャシーと物語世界の社会構造があきらかになってというSF展開が・・・くるのかと思ってたら、そんなことはなく終わった。

  • SFのようなミステリのようなそうでないようなカテゴリに迷う。学園生活で撒かれた複線をどんなに回収するのかなーと思いつつ読み進めるも途中で挫折しそうになる。映画「アイランド」的なアクションとかオチを想像していたので。ちょっと思っていたのは違った。静かな小説。

  • 突然,事実を告げられるほど残酷なことはないと思ってたけど,
    さらに上があるんですね・・・

    凄惨なシーンがある訳じゃないのに,胃がムカムカしてしまった.
    たった一つの希望さえも・・・・
    何とも悲しく,やるせない物語.

    でも面白い>w<

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