- Amazon.co.jp ・電子書籍 (176ページ)
感想・レビュー・書評
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司書として図書館で働くことになったひなこを主人公として、「レファレンスサービス」を行う様子を描いている。レファレンスサービスで相談されたことを主人公が解決していくことそのものがミステリの謎解きのような作りになっていて面白い。
(『中高生のための本の読み方』大橋崇行 p.74 図書館に行こう!より)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読んだキッカケは同じく図書館を題材した『税金で買った本』を読んでいて、図書館を扱った作品が他にも無いかなー?と探してたときに発見。
自分は図書館をたまに利用する程度でしたが、調べたいことの手助けをしてくれる、レファレンスサービスというものをやっているなんて全然知りませんでした。
そもそもレファレンスがなにをするのかわからないので作品内で物語られるエピソードによって知っていけるのが面白いと思ったところ。
しかし、いまの時代ネットが使えれば調べ物なんて事足りるのでは?と思ってしまうのですが、図書館という施設がそもそも誰のためにあるのか?を先に挙げた『税金で買った本』で描かれていたのですが、それは「弱者」のためにあるということ、お金がないとか、調べ方が分からないとか、そういった人々のためにあるのだと言うこと。
それだけではなく地元に根付いたミクロな情報を調べるときはむしろ図書館にしかその情報がないといことがあるのかもしれないことも描かれており、そういった物を調べるときに必要なんですね。
一つ一つのエピソードは、レファレンスをするなかで、調べようと思っていた情報「以上」のことがわかるときがあり、そこに感動するのだけども、レファレンスを主題に描いているなかで、なぜレファレンスというサービスが始まったのか?そして、現代でも続いているのはなぜか?という点も描いて欲しかった。
個々のエピソードは面白いのですが、必ずレファレンスを絡めているため、どこか閉じている感じがし、7巻と長く続いている中で物語が成長せずに終わってしまったと感じる。 -
2021.05.読了
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図書館司書さんのお仕事のお話
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新人図書館司書が主人公の漫画。
特に“レファレンス”にスポットを当てている。
調べる事で、興味がなかった事でも知的好奇心を刺激される気持ちは、共感できる。
どの話も心に染みるが、2話がホロリとなった。 -
図書館職員のはなし。利用者からの検索リクエスト(レファレンス)を軸とした話の展開。
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図書館もの。防衛隊も教官もいない、
新米さん奮闘記ですが、たまにはホノボノ。
あ、女性誌コミックだったみたい。。。 -
〈内容〉市立図書館で働く新米司書・ひなこ。日々、利用者からはいろんな質問が…。「ある写真を探している」「光る影の正体が知りたい」など、難問ばかり。こうした疑問に対し、適切な資料を紹介するのも図書館の仕事。ひなこ、迷宮入りしそうな利用者の「?」に立ち向かいます! 史上初!? 新感覚・ライブラリーコミック!
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レファレンスを使ってみたい。
レファレンスを使うほどに知りたい何かがあるということが素敵だと思う。