夏のレプリカ REPLACEABLE SUMMER S&Mシリーズ (講談社文庫) [Kindle]
- 講談社 (2000年11月15日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (428ページ)
感想・レビュー・書評
-
「質問は、質問する人を表現するんだ。それに対する返答なんかとは無関係にね」
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ファンサービスサービスエリア
-
犯人はわかりやすいかも・・・
-
萌絵が事件の真相に気づいた時に序盤のページを捲り直してあぁ、なるほど!確かに説明してますね。
ミステリーはこれだからやめられない。
事件解決後が、かなりモヤっとした感じに終わったのが少し残念だった。 -
2023.03.16.audible
-
2つの仮面に
夏が揺れる。
犀川創平と西之園萌絵の
密室殺人を巡る
ミステリ第7弾。
今回は密室殺人というわけではない。
物語はこう。
封印された夏の日の記憶!
眩い夏、不可解な誘拐事件、蘇る過去
真実は、偶数章だけで明かされる。
T大学大学院生の簑沢杜萌(みのさわともえ)は、
夏休みに帰省した実家で仮面の誘拐者に捕らえられた。
杜萌も別の場所に拉致されていた家族も無事だったが、
実家にいたはずの兄・素生だけが、
どこかへ消えてしまった。
眩い光、朦朧(もうろう)とする意識、
夏の日に起こった事件に隠された過去とは?
『幻惑と死と使途』と同時期に起こった事件を描く。
萌絵の友だちの杜萌に起こった事件。
萌絵と会った後に実家に帰った杜萌。
その夜に家族3人が連れ去られ、
次の朝には見知らぬ男が杜萌の部屋に侵入した。
恐ろしい仮面をつけて。
駒ヶ根の山荘の2人の死体。
逃げた男。
消えた兄。
2つの仮面。
ラストで待ち構える衝撃の事実。
萌絵と杜萌。
同じ音を持つ2人の友だち。
奇妙に2という数字が
待ち構えるミステリ。
ラストは切ない。