- Amazon.co.jp ・電子書籍 (428ページ)
感想・レビュー・書評
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再読シリーズ、紙で読んだけど既にブクログ登録済みなので電子書籍で登録。第一作の方が尖りまくってて印象は強いが相変わらず格好いいぜ沢崎。
さていよいよ15年ぶりにシリーズ第3弾から続きが読める、楽しみだー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
少女誘拐事件がどんな展開をみせるのか気になって読み進めましたが、真相に至るまでの経過は面白かったです。
けれど、沢崎の行動や言い回しがいちいち鼻についてイライラしてしまいました。
ハードボイルドは自分の好みには合わないということが判って良かったです。 -
スマートフォンもパソコンもメールも登場しない。
公衆電話、紙の地図、競うように皆煙草を手にして紫煙にけぶっている。
探偵。警察。事件をめぐる人々。
古びているような時代……でもそれこそを不思議な舞台のように感じるのは、実在のものと同一の名称で登場する場所や雑誌の細かな描写のせいかもしれない。
まずタイトルがいい。
簡潔で律のある硬質すぎない文章もすき。
少女誘拐という痛ましい事件を通して、正しさや、優しさや、情や血や、『善きもの』への問いかける眼差しを感じる。
あらゆるひとが隠し持つ心の痛みと闇、そしてあたたかさ。
二転三転する事件の終わりを見届けても、もう一度最初から読みたくなる一冊。 -
ヴァイオリンの天才少女が身代金誘拐され、その真相を暴くお話し。直木賞受賞作。
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やはり設定に時代の違いを感じた。ハードボイルドってことですが必要性が感じないセリフ、描写が多い気がします。
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これが直木賞???
とにかく長い。文章が台本のように細かい描写で、ダラダラしている。犯人が分かってからも長い。
どんでん返しの結末を期待していたというよりも、早く読み終える事を楽しみにしていたぐらい。というかどんでん返しでも無かった。
せっかくお金出して買ったので、もったいないので最後まで読んだが、苦痛にすら感じた。 -
文章も展開も申し分なく面白いが、やはり誘拐事件にまで発展させてしまう必然性がないように感じた。こんなに文章で読ませるなら意外な真相なんて必要ないと思うんだけどな、勿体無い。
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これを入れてなかった