- Amazon.co.jp ・電子書籍 (284ページ)
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
鴨川ホルモーのアナザーストーリー
短編6作
どれもさすがの万城目ワールドでありながら
甘い要素もあって2倍お得(笑)
個人的には「長持の恋」がツボ
そうか、そうやって彼女ができたのか(笑) -
鴨川ホルモーのサイドストーリー集。
必ず鴨川ホルモーから読んでください。 -
鴨川ホルモーを読み終わったらこちらも読みたい一冊。
後日談やサイドストーリーが描かれており、本編ではあまり出なかったキャラクターの裏側を見ることができます。 -
「鴨川ホルモー」のアナザーストリーといえる本書。単体でも楽しめるけど、万城目ワールド(本書の解説にある言葉を借りれば「ホラ話」)を受け入れる準備が出来ていないと心に響かない内容ではある。短編6節、それぞれに楽しめる部分あり。私のお気に入りは「ローマ風の休日」と「長持の恋」。特に「長持の恋」は、この中で一番現実離れした内容(いや、全部現実離れしてるけど)でありながら、心に響く展開を見せてくれた。既に存在しない人、又は未だ存在しない人に対する恋慕、というのはどういうものなのだろう?
-
鴨川ホルモーに関連する6つのストーリーを収めた短編集。最後の「長持の恋」が最高に切ない。高村をますます好きになった。楠木ふみの「ローマ風の休日」も甘酸っぱくて楽しめる。上手にタイトルつけるな~と、作家さんにむかってなんだけど、関心してしまった。
-
爽やかに読める
-
もっちゃんが切なよかった。
-
ホルモーが繫ぐ絆.不覚にも涙.ほんと万城目さんって無から有を作るところが凄い.どんな頭の構造してるんだろう・・・
以下あらすじ(裏表紙より)
このごろ都にはやるもの、恋文、凡ちゃん、二人静。四神見える学舎の、威信を賭けます若人ら、負けて雄叫びなるものかと、今日も京にて狂になり、励むは御存知、是れ「ホルモー」。負けたら御存知、其れ「ホルモー」。このごろ都にはやるもの。元カレ、合コン、古長持。祗園祭の宵山に、浴衣で駆けます若人ら、オニと戯れ空騒ぎ、友と戯れ阿呆踊り。四神見える王城の地に、今宵も干戈の響きあり。挑むは御存知、是れ「ホルモー」。負けたら御存知、其れ「ホルモー」。古今東西入り乱れ、神出鬼没の法螺試合、若者たちは恋謳い、魑魅魍魎は天翔る。京都の街に咲き誇る、百花繚乱恋模様。都大路に鳴り渡る、伝説復古の大号令。変幻自在の第二幕、その名も堂々「ホルモー六景」、ここに推参。 -
読んでいるうちに鴨川ホルモーを思い出せる。登場人物のスピンオフエピソードといっていいのかな。うまいぐあいに仕込みがしてあって感嘆する。