とんび (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ヤスさんが子育てに葛藤する姿、息子のアキラに対する不器用でまっすぐな想いに何度も泣きました。ヤスさんとアキラを支えてくれてる周りの人たちも愛があってよかったです。

  • 号泣です。電車の中で読むと危ないです。

  • 子どもが産まれた今、読んでよかった。前半で心折れそうになったけど、読後の心地よさを味わえてよかった。

  • 前回読んだ「ゼロ」に出てきた一冊。
    とんびが鷹を産むから題名きてるけど、フィクションだけどどこか懐かしかった。
    地面じゃなくて海になる(読んだ人にしかわからない表現…)。
    「幸せとは」をまた違う角度から考えさせられる一冊。

  • 知人の紹介にて

    相手の顔色を窺って、自分を損することも厭わぬ私。
    そんな私にはこの不器用な生き方は眩し過ぎる……
    涙腺が緩む素晴らしい作品でした

    「秘すれば、花。」

  • 面白かったです

  • よかった。
    不器用だけど愛情に溢れた父親と子供のお話。

  • いいんじゃない?

  • とても心の温まる父と子の親子の物語。後半はページをめくる手と涙が止まらなかった。最後の手紙では涙腺が崩壊。登場する人たちは、とても優しい人ばかりで、血のつながりがなくても心の繋がりがあれば家族になり得るんだろうと感じた。父親になったらこの親心がより染みるだろう。

  • 重松清にハズレなし!と改めて感じた。説教くさくもなく、自然と心の中に入ってくる父と息子とその2人をとりまく人たちの物語。ところどころ泣けてしまうのよ。

著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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