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感想・レビュー・書評
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どこがで誰かがレビューで、八犬伝のような仲間集めの物語を目指しているとインタビューで答えていた、というようなことを書いており、なるほどなあ、と思ったのですが、確かにどんどん仲間が増えていきます。
前巻と同じようにやはり『知ってないとわからない』系謎解きが多いですが、まあ、それは『日常の謎』の宿命でもあるので仕方ないともいえるでしょう。
そしてその『仲間集め』ですが、集まってくるキャラクターたちがみんな魅力的に描かれているのがとても良いと思います。ただこのペースで人が増えると、最初の方に仲間になったキャラとかの影がどんどん薄くなりそうでそこが気になりますがw
そして今回は前回に比べてかなり吹奏楽部である、ということが強調されていた気がします。練習風景や、曲についての薀蓄など、非常に興味深く読みました。部活動の風景もリアルで、いいなあ、青春だなあ。
そして謎解きの裏にあるヘビーな真相も相変わらず。そこをライトな文体で絶妙にバランスを取っていると思います。
良いシリーズ。
予告でわかってたけど、実写は完全オリジナルストーリーなのね。
http://natalie.mu/music/news/203369
だとしたらこの原作を使う意味とは?単なる客寄せ?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
相変わらずチカちゃんを中心とした吹奏楽部の面々(特にハルタ)とのやりとりが面白い。ついつい吹き出してしまいそうになる。そのコミカルな部分と対照的に意外にシリアスな話の内容との間でうまくバランスが取れてるのかな。
…そして今回も仲間を獲得しましたとさ。 -
目指せ普門館! のはずなのに、謎に関わっていくことになるハルタとチカちゃん
謎とき、がんばって
そしてブラバンの練習もがんばれ~ -
廃部寸前の弱小吹奏楽部を立て直し、普門館を目指す高校2年生の穂村チカと上条ハルタ。吹奏楽経験者たちに起きた謎を解決し入部させることに成功していた2人だったが、音楽エリートの芹澤直子には断られ続けていた。ある時、芹澤の伯母が高校にやって来た。「初恋研究会」なる部に招待されたのだという。やがて伯母の初恋に秘められた、40年前のある事件が浮かび上がり……。(表題作より)“ハルチカ”シリーズ第2弾!
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初恋ソムリエの話で、エスペラント語の話がでてきて、それ呼んだ数日後に知り合いにエスペラント語の話をふられて凄い偶然だなって思った。人生においてエスペラント語の話をする機会なんでいままでそうそうなかったんですが…笑
児童文学学科にいたのに、宮沢賢治そんなにしっかり読んでなくて、話にでてくるたび、なんともいえぬ罪悪感があった。謎な… -
なぜかずっと、失恋ソムリエだと思ってた。
初めて退出ゲームを読んでから、続きも読もう読もうと思っていたのに、だいぶ時間があいてしまった。
しかし、響きがいいなぁ、初恋ソムリエ。
芹澤さんとチカちゃんのコンビいいね。
スプリングラフィ
周波数は77.4MHz
アスモデウスの視線
初恋ソムリエ -
まあまあ