三毛猫ホームズの推理 「三毛猫ホームズ」シリーズ (角川文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2009年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (328ページ)
感想・レビュー・書評
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10代の頃以来に読んだ。懐かしかったし、やはり気楽に楽しくどんどん読めた。やはり、三毛猫シリーズは面白い
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読むのは2回目。Kindle Unlimitedに入っていたので持っているがダウンロードした。
10年以上前に本シリーズの作品はだいぶ読んだけれど、やはり1作目は印象に残っているのか、トリックも犯人も読みながら思い出した。しかし2回目も飽きずに読め、種あかしも面白かった。
登場人物がクセはあっても憎めなし、なんだか身近にいそうな人ばかり。そのせいか三毛猫ホームズもなんとなくどこかにいそうな感じがしちゃうんだよね。
今も新作がだされているらしく、いい機会なので全シリーズ読みたいと思います。
片山兄弟がどうなったのか気になるし、ホームズは長生きして猫又になってくれないかなー(といったらホームズに怒られそうですが) -
赤川次郎氏の作品は学生時代にはよく読んだものだったが最近では「セーラー服と機関銃」のシリーズを再読したくらいでとんとご無沙汰だった。このシリーズも名前は知っていたが特に興味もそそられずにいた。今回は「kindle unlimited」に入っているのを見つけたので読んでみた。
赤川次郎氏の作品ということで安心感はあったが,期待を裏切らない安定した面白さがあった。設定としても,風災の上がらない刑事と美人女子大生という王道パターンと言うか。事件そのものは凄惨だけれどもストーリー展開はライトめで,トリックやら事件の構図やらはそこそこ凝っている。
ちょっとネタバレ気味だが関係者がバタバタ死んでいくのもこの手の作品にはありがちではある。
ファンタジーものと違って,猫のホームズは喋ったり人間の心に語りかけたりはしないが,どうも人間の言葉はわかっていて,推理もしていて,その結果を伝えようとしているみたいだ。この形でずっとシリーズを続けていくとしたらしんどそうだが,赤川氏レベルに達するとお手のものなのかもしれない。 -
このころの赤川次郎が字が多かった。11版(刷)
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元カノが読んでいたが猫好きではなかったので未読。
時はうつり、猫好きになったので読んでみた。
人のような猫は目をつぶるとしても、ストーリーが
ロジックに欠けるところあり、死者多数。
シリーズ物だが次作を読もうとは思わなかった。 -
「三毛猫ホームズ」シリーズの栄えある第一弾!
いまや女性恐怖症で知られる片山刑事の意外な一面を見ることもできるスリリングな一作です。