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感想・レビュー・書評
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やはりハズレ無しだった伊坂作品(笑) 5章それぞれに主役が異なるんですけど真の主役がある種 破天荒な性格の持ち主でもある陣内くん という設定が面白いのです。なかでもタイトルにされている2章目の「チルドレン」がいちばん面白かった。伊坂幸太郎を私が知ったのが当時見ていた韓国ドラマの話中でとある若者出演者のセリフに「今読んでいるとても惹かれる作家は伊坂幸太郎だ」と言わせていて、ほ〜韓国でも人気の作家なんだ!と思ったのがキッカケだったので今だに印象的なのです
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5編の短編からなる連作。
伊坂さんの本は初めて読みました。
最初の「バンク」は可笑しな?銀行強盗の話で、一気に引き込まれて。
その後も、陣内の人柄にグイグイ引き込まれながら、一気読みです。
清々しい気持ちになりました。
伊坂さんの本、次は何を読もうかな。 -
かなり個性的な陣内という男が添えられた短編集。
舞台は陣内が大学生時代だったり、家庭裁判所調査官時代だったりする。
かなり傍迷惑な言動だけど憎めない陣内に、読み終えると「わはは」と笑い声をあげたくなった。 -
「俺たちは奇跡を起こすんだ」
型破りで憎めない男・陣内とその周囲で巻き起こる5つの小さな奇跡。
人間なんて簡単には変わらない。
けれど、強く心が動かされる時、ほんの少しだけ一歩踏み出す勇気を得られる事がある。
それ位が丁度良い「奇跡」なんだ。 -
家庭裁判所の調査官が主人公。
読む前は少し堅く小難しい話なのかと思っていた。
読んでみるとびっくり、ユニークな話でするする読めた。かなりの屁理屈家で個性的な主人公、陣内が周りを巻き込みながらも、問題を解決に導いていく。
ダメな親はダメな親、非行少年は非行少年。
そうそう人は変わらないけど、なにかひょんなキッカケで、人生って大きく変わるんだよなあ、と何か実感した。 -
読み返す。相変わらず陣内が面白い。
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なんだか先輩のことを思い出しました。
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2023.4.21 読了
面白くさらっと読めたが、最後になにかあると思った。
終わり方がいまいち。