簒奪 奥右筆秘帳(五) (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 「密封」「国禁」「侵蝕」「継承」「簒奪」と5巻まで読了。
    不思議なことに中心となるはずの奥右筆組頭立花併右衛門の影は意外と薄いんだが、そのかわり周りの濃いキャラがどいつも面白い。中でも敵役冥府防人の常人離れした強さが魅力。
    この人の剣戟シーンは刀が刃物だと意識させてほんと怖いんだ。

    Kindle版はこの手のシリーズものでは、読み終わるとすぐに次巻を買って読み進めるのではまりやすいと気づいた(いまごろ)w

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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