蒼穹の昴(2) (講談社文庫) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
3.98
  • (12)
  • (16)
  • (13)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 149
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (299ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 4巻参照。

  • 春児ー!( ;∀;)
    西太后はなかなかのサイコパス

    日清戦争てそうだったんだ…
    あっちの話とこっちの話と、それぞれどうなるの?!
    どんどんスケールが大きくなってきた

  • 面白いような気はするが、話がもったりしている

  • 満州旗人の順桂は梁文秀と王逸に満州族の貴人たちの間で密かに語り継がれている恐ろしい話をした。太祖公が満州女真を統一していった最後に滅ぼした部族が葉赫那拉(イエホナラ)氏という。愛新覚羅とは血統を異なる部族だった。その滅ぼされた部族の族長が死ぬときに呪いをかけた。「我が葉赫那拉の血を享ける者、たとい一人の女児でも残らば、いつの日か必ずやこの恨みを晴らすであろう。愛新覚羅の眷属とその八旗のことごとくを、必ずや血の海に沈めるであろう。」と。そして西太后がその葉赫那拉の血を享ける者なのだった…。

  • 2巻も良かった。

    西太后の苦悩と、春児の躍進が中心のお話でしたね。

    大帝国・清を終わらせるために、本当は心優しい西太后が悪役として君臨し続けるカッコよさがいい、、。

    そして、春児がついに躍進します。
    厳しい修行を経て、大抜擢を受ける春児。
    天命がないにもかかわらず、努力が結ばれましたね。

    役者が揃ったので3巻で大きく物語が動き出すのか楽しみです。
    文秀と春児は国の滅亡にどう絡んでくるのでしょうか?
    果たして春児は星を動かす英傑なのでしょうか?

    清朝末期のことはほとんど知らないので、読んでいて展開が分かりませんね。

  • 4巻参照。

  • [購入] 浅田次郎氏による清時代(光緒帝、西太后の頃)の中国を舞台にした歴史小説、第二巻。主人公春児(チュンル)が鍛錬を経て大きく成長して行く。

    一巻の大河ドラマのような雄大さはそのままに、いよいよ物語が本格的に動き出す展開は読んでいて非常にわくわくする。登場人物達も時間と共に成長し、交わりすれ違って行く。歴史全体もゆっくりと転換へ向かって行き、続きが非常に気になる。

  • 西太后はもっと冷酷のイメージのキャラかと思っていたので意外だった。いじめようとしている上司に目をつけられながらも、春児が出世していくさまは痛快ですな。玲玲は文秀とは結ばれないのか・・3巻に進みます。

  • 梁文秀 出来の良い兄の影で親から虐げられるも、国家試験を首席で合格。頭脳明晰で、現実主義者で気骨のある彼は、亡国清の改革派の主軸となる運命を背負う。

    重責であるものの不遇の仕事を背負う気持ちの孤独が伝わる。筆者は、「星」という運命の側面を描く。
    一方、主人公、春児は、自分の意思・力で将来に希望を見出し、運命の「星」を変えていく。ここがこの小説の醍醐味なのだろう。後半も楽しみです。

  • 春児がこの方向に行くなんて!複雑な展開…(^^;;

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1951年東京生まれ。1995年『地下鉄に乗って』で「吉川英治文学新人賞」、97年『鉄道員』で「直木賞」を受賞。2000年『壬生義士伝』で「柴田錬三郎賞」、06年『お腹召しませ』で「中央公論文芸賞」「司馬遼太郎賞」、08年『中原の虹』で「吉川英治文学賞」、10年『終わらざる夏』で「毎日出版文化賞」を受賞する。16年『帰郷』で「大佛次郎賞」、19年「菊池寛賞」を受賞。15年「紫綬褒章」を受章する。その他、「蒼穹の昴」シリーズと人気作を発表する。

浅田次郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×