魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge Vシリーズ (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • Vシリーズ5作目。今作は空中密室。シリーズの雰囲気がガラッと変わってきた感じがする。トリックも気になるけど人間関係もかなり気になってくるシリーズ5作目。

  • 保呂草潤平と小鳥遊練無の,それぞれの話だと思った.
    保呂草潤平の仕事から,正体というか,根っこの部分にあるものが明らかになっていく.
    また小鳥遊練無の普段見せない部分というか,弱い部分がかいま見える.
    あとやっぱり,トリックがシンプルというか,状況をそのまま分析すればその可能性が浮かび上がる,という構造になっているところも素直に読めて楽しい.

  • Vシリーズ第5段。 やはり森博嗣に「空」が絡むと、傑作と化す。「エンジェル・マヌーヴァ」 の語感に痺れた。 読み始めた時、スカイ・クロラと同時期か?と思ったが、1年ほど本作が先。空気感が似ているので、もしかしたら、この作品がきっかけで執筆されたのかなとも思いつつ。 さりげなく出てきた先生、いいキャラだなぁ。いろんな要素を含めてVシリーズがどんどんおもしろくなる。現時点では1番。 「おいおい、どうして、日曜日の朝にそんなことをするんだ?」

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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