スティーブ・ジョブズ II [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 第二十二章:再臨 野獣、ついに時機のめぐり来る、第二十三章:王政復古 今日の敗者も明日は勝者に転じるだろう、第二十四章:シンク・ディファレント iCEOのジョブズ、第二十五章:デザイン原理 ジョブズとアイブのスタジオ、第二十六章;iMac hello(again) バック・トゥ・ザ・フューチャー、第二十七章:CEO 経験を積んでもなおクレージー、第二十八章:アップルストア ジーニアスバーとイタリアの砂岩、第二十九章:デジタルハブ iTunesからiPod、第三十章:iTunesストア ハーメルンの笛吹き、第三十一章:ミュージックマン 人生のサウンドトラック、第三十二章:ピクサーの友人 …そして敵、第三十三章:21世紀のマック アップルを際立たせる、第三十四章:第一ラウンド メメント・モリー死を忘れるなかれ、第三十五章:iPhone 三位一体の革命的製品、第三十六章:第二ラウンド がん再発。第三十七章:iPad ポストPCの時代に向けて、第三十八章:新たな戦い 昔の戦いの余韻、第三十九章:無限の彼方へ さあ行くぞ!クラウド、宇宙船、そのまた先へ、第四十章:第三ラウンド たそがれの苦闘、第四十一章:受け継がれていくもの 輝く創造の天空、終章
    とっても面白かった。いいことだけを集めた伝記ではなく、ジョブズは思ったととおりに書いてよいといったそうだ。気に喰わない話も載っているだろうに。なんでも、息子に父親がどんなことをしてきたのかを知ってもらいたかったそうだ。スティーブ・ジョブズとアップルのことが分かる。伝記の発売当時に安いからと英語版を買ったけど、その厚さに恐れをなしていままで邦訳版を買ってなかった。キンドル版が出たので買ってみ

  • 本書はスティーブ・ジョブズの生き方や経営哲学を学ぶためではない。MacやiPhoneを生み出したスティーブ・ジョブズという人物のいいところも悪いところも全部書いてあって、彼がこの世に確かに存在した事を実感させてくれる。

    スティーブ・ジョブズの伝記だから紙ではなくてiOSアプリにした。僕のiPhoneとiPadにジョブズの魂が宿っているような気になる。

  • スティーブ・ジョブズという人物について、全く知らなかったことを実感しました。
    物ごごろつくまえに養子になり、自身は結婚前の人を妊娠させて逃避したり(その人とは結婚しなかった)、アップルを一度追放されており、ネクストという新しい会社を興して数々の製品で大敗し、ピクサーを成功させた人物(トイストーリーに深くかかわっている)であることなど、ジョブズの新しい一面を知ることができました。また、異彩を放つ存在であるとともに、過激であり、クスリをやったこともあり、それでいて禅に通じていて、ベジタリアンでもある。それだけでとても読み応えのある本でした。本書は著者も語っているようにジョブズの良い面も悪い面もかかれており、ジョブズという人物をより深く知りたいと思う人にはピッタリな本だと思います。

  • 「なにが僕を駆り立てたのか。クリエイティブな人というのは、先人が遺してくれたものが使えることに感謝を表したいと思っているはずだ。僕が使っている言葉も数字も、僕は発明していない。自分の食べ物はごくわずかしか作っていないし、自分の服なんて作ったことさえない。
     僕がいろいろできるのは、同じ人類のメンバーがいろいろしてくれているからであり、すべて、先人の肩に乗せてもらっているからなんだ。そして、僕らの大半は、人類全体になにかをお返ししたい、人類全体の流れになにかを加えたいと思っているんだ。それはつまり、自分にやれる方法でなにかを表現するってことなんだーーだって、ボブ・ディランの歌やトム・ストッパーどの戯曲なんて僕らには書けないからね。僕らは自分が持つ才能を使って心の奥底にある感情を表現しようとするんだ。僕らの先人が遺してくれたあらゆる成果に対する感謝を表現しようとするんだ。そして、その流れのなかになにかを追加しようとするんだ。
     そう思って、僕は歩いてきた。」

  • 一人の人生を終わりまで感じることができる。

  • ⅠよりiPhoneやiPadが出てくるこちらの方が興味を引いた。Ⅰ・Ⅱに共通していることは、革命的なことを実行する人は周囲の人を傷つけても、それがある程度良しとされる空気を作り出してしまい、周りも諦めのような形でそれに従ってしまうのかなと感じた。自分の幸せの尺度が違うので、あまり羨ましくは思わなかった。

  • スティーブ・ジョブズの自伝の後編。

    追い出されたアップルに復帰してからの快進撃から、他界する直前までが書かれています。

    とことん製品のデザインと使いやすさを追求する姿勢は、まさにアーティスト。

    アップル製品は、今存在している電化製品の中で圧倒的に美しいと思います。本当に素晴らしい。

    もっと長生きして驚くような物を生み出し続けて欲しかった。今後のアップルの動向も気になります。

    スティーブ・ジョブズさん、お疲れ様でした。あなたが情熱を人生を捧げた美しい製品を、僕はこれからも大切に使わせてもらいます。

  • kindle耳読 上巻同様で、英語の商品名が良く出てくるので(iPod、iPhone、iPad)その部分は煩わしいが、前提的には問題なく聞き進める。

    下巻
    appleに返り咲くところから
    ~iPodをつくり
    ~iPhoneをつくり
    ~iPadをつくり
    ~亡くなるところまで。

    下巻は、2000年代になってからの話しが多く、自分が今使っている商品の元が産み出される話しなので、面白い。

    「現実歪曲フィールド 」という言葉が印象強く残った。
    ジョブズの人生を知ることができる良い作品。

  • 消費者が欲しいと思う一歩先の物を提案することで、感動に結びつける。
    ここがジョブズの一番優れている部分で、他の優秀な経営者よりも高く評価されている力。

    非常に印象に残った言葉は、先人が遺してくれたものが使えることに感謝を表したい。言葉も数字も僕は発明していない。だからこそ、人類全体の流れになにかを加えたい、だ。

    なにかを遺せるような人物でありたい。

  • ☆世界を変える。ピカソ:優れた芸術家はまねる、偉大な芸術家は盗む。

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著者プロフィール

ウォルター・アイザックソン【著者】Walter Isaacson
1952年生まれ。ハーバード大学で歴史と文学の学位を取得後、オックスフォード大学に進んで哲学、政治学、経済学の修士号を取得。英国『サンデー・タイムズ』紙、米国『TIME』誌編集長を経て、2001年にCNNのCEOに就任。ジャーナリストであるとともに伝記作家でもある。2003年よりアスペン研究所特別研究員。著書に世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』1・2、『レオナルド・ダ・ヴィンチ』上下、『ベンジャミン・フランクリン伝』『アインシュタイン伝』『キッシンジャー伝』などがある。テュレーン大学歴史学教授。


「2019年 『イノベーターズ2 天才、ハッカー、ギークがおりなすデジタル革命史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ウォルター・アイザックソンの作品

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