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感想・レビュー・書評
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この手の雑誌は読んだことがなかったので、こういう情報を欲している人がいるのだなと新鮮な気分。確かに『音楽の友』とか、クラシックに興味のない人は読まないし、手に取ることすらないよね。伊藤剛さんと泉伸行さんの対談での『ジョジョ』分析がすごい。部によって変わるコマ割りや7部でのコマ割りの工夫はまったく気づいていなかった。5部からファッション性が高まったという点にも気付かされた。たしかに5部のファションはイイね。
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若き才能荒木さん。
独特な絵とセリフ、そしてジョジョ立ち!
セリフの母音が強調されているのは癖になりますね。
関西では一字の単語には母音が強調されやすいので、わりと親しみが。
木は「きぃ」、目は「めぇ」みたいな。
これからも突き進んで。 -
2012年11月1日発行、並、帯無
2015年9月2日松阪BF -
<閲覧スタッフより>
精緻で色彩豊かなビジュアル、解剖学的見地を意識した人体描写など荒木飛呂彦の作品はアートの領域で語られることもしばしば。アートやファッションといった視点から『ジョジョ』を分析した特集です。
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所在記号:700||ヒテ3||芸術
資料番号:91041873
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※『BD:フランスのマンガ と日本のマンガ』にも使用 -
荒木特集目当てで買って、掲載された一枚絵を単体として見たときのビビッドさに「あれ、今まで思ってたよりこの絵すごいんじゃね?」的な感動を覚えた。ついでにその後の荒木特集意外のページも一通り読んでみた。当たり前すぎるくらい当たり前なのだけれど、"美術"と"言葉"って、次元が違うんだよなあ。知識がなかったのでさっぱり伝わってこなかった。これも当たり前か。また気が向いたらどこかの美術館にぶらっと行ってみようか。
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特集は「荒木飛呂彦」。伊藤剛と奥信行の対談と藤原えりみの批評が良かったけど、特集としては全体的に物足りなかったかなぁ・・・。
毛沢東は個人的にあんまり好きじゃないけど、シェン・チョンタオへのインタビューはすごく良かった! -
ここ最近のジョジョの再燃ぶりを静かに支えるような一冊
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言われてみれば、ギリシア・ローマ以外にも、アフリカテイストがあるのが不思議
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2012年11月頃読んだ。
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特集は荒木飛呂彦。前号とは対照的な号になっていたのではないかと思う。前号の特集は超絶技巧であり、芸術を知らない人にも分かりやすく、芸術の技巧を紹介していく間口の広さがあったと思う。今号では、ジョジョ、荒木飛呂彦という多くの人に知られている作品、作家を芸術として批評、解析していくという間口は広くとも、深く、語られている内容は難しい部分もある。そういったバランスが面白い。