冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫) [Kindle]

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著者 : 辻村深月
  • 講談社 (2007年8月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (584ページ)

冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • そういうことかと納得。ずっと菅原の下の名前が出てこないので、気になっていたが、まさか榊までとは。うまい具合に騙された。最後の方は面白かった。

  • 一気に読んでしまった…………よかった…………こ、これを初期に書き切れる精神が信じられない………いい意味で………
    ハラハラしてぞっとしたりして、けれどわざとらしいホラー要素ではなく、ひんやりとしていた。描写がすごく丁寧だから、生々しい感情も避けずにちゃんと触れているのに気持ち悪くない。

    なんであの人は回想あんなに長いのかと疑問に思ったよー!そういうことかよー!
    自殺したのが誰かはちょっと途中で予想したけど、それじゃあもうひとつのタネが説明できなかったから違うんだと思ってた。やられました。


    誰かの傍にいること。傷つけること。大切だと思うこと。決して悩みが綺麗に消えたりはしない。忘れたくないことも薄れていく。
    自分を大切にしてくれるひとと、それから自分と、ちゃんと向き合いたいなあと思いました。

  • めっちゃ面白かった。ホラーな感じだけど、8人それぞれの描写が細かくて、 読み応えありあり。一応皆は出られてその後それぞれの人生を送るのだけど、エピローグの意味が…。どう理解していいやら。

  • 2014/12/12 再読完了。
    さて、この本のジャンルは何になるのだろうか?
    ミステリーってほどミステリーでもないし、恋愛要素もあまりないし、ハラハラドキドキもしないし・・・
    第一出てくる登場人物に感情移入できない。
    こいつらとは絶対仲良くできないだろうな・・・っていう出来すぎた人間ばかり。
    2回読んだが、この本だけを読んだ感想はこんな感じ。
    だが、これがこのあとに読むスピンオフ的な作品に非常にいい影響を及ぼしてくる。
    みんなそれぞれにいいヤツだし、好きになる人間ばかり。
    後々の作品で泣けるし、ハラハラするし、ホントあとで効いてくる。
    この作品が好きな人には失礼ないいようだが、この本は
    「壮大なプロローグ」
    「かなり長い登場人物紹介」
    というポジションが僕の中での印象。
    狭くとらえればあまり面白くなかった本。
    広くとらえればとても必要な本。
    という感想。
    このあと読む短編が非常に楽しみである。

  • 初読では気が付けなかったそれぞれの痛み。友を失ったモノ、理解をえられず苦しむモノ。煩雑な家庭に頭を悩ませるモノ。共感はできないが、「痛み」という共通点を持って、思いやる。その人間関係が正しいかどうかはさておき。高校生という、大人でもなく子供でもないビミョーなお年頃特有の閉塞感を漂わせながら物語は進む。かつての自分がそこにいるような錯覚を抱きつつ、『生きるのを、諦めるな』と。

  • 長すぎる。。。上下でよかったような。。。

  • 2013 9/7読了。Kindle版をiPhoneで読んだ。
    上下巻いっき読み。
    これまで何度も、辻村深月は長いけど読み始めたら止められなくなる危険物と思い知る経験はしてきたはずなのに、またつい読み始めてしまい、結果徹夜することにorz

    大雪の中、誰もいない校舎の中に閉じ込められた仲のいいクラスメイトたち。
    秋に起こった自殺事件の影に覆われながら、誰が自殺したのか、閉じ込められる原因になっているのは誰なのかがわからないまま、一人またひとり消えていく。

    ・・・「精神世界に閉じ込められる」ネタはレベルEだなー、と思ったら引用元もレベルEと被っててまさかレベルE読んで考えたんではあるまいな・・・とか思いつつ。
    自殺者ネタはちょうど同時期に読んだHEROさんの短編にもあり、あっちは後味がひたすら悪かったけど、こっちは後味はそう悪くない。
    誰が死んでいるのかは途中から気づいていたけど、榊先生のこととかまるで気づけなかったところもあり、でもあらためて読み返せばそんなのまるわかりでもあって、とても悔しい。

    それにしても、この調子だと手を出すたびに徹夜することになりそうだな、辻村深月・・・気をつけて臨もう・・・

  • 辻村深月のデビュー作 少し不思議な世界で、断片的に語られるストーリーが、最終的に一つの物語収束して行く。このスタイルは、デビュー作から変わらないんですね。面白いのですが、最初から2/3ぐらいのディテールが詳しすぎて、少し読み進めるのが大変。ラストの1/3ぐらいは一気に引き込まれました。全体のストーリーは解決していますが、いくつか解決していない点があるかも。が、面白かった。

  • 上巻からひっぱってきた「謎」は、ひとつずつ解決していく。その過程にちょっと飽きてきたかなと思うころに最後の謎がとける。作者の意図したどんでん返しともいうべきカラクリは、なるほど、そうきたかという感じ。面白く読めた作品だけれど、いつも思うことだが、最後のシメ方が・・う~んでした。一番ラストはいいのですが、ちょっとダラダラしちゃったかな。

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