ギャング・オブ・ニューヨーク(Blu-ray Disc)

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監督 : マーティン・スコセッシ 
出演 : レオナルド・ディカプリオ  キャメロン・ディアス  ダニエル・デイ=ルイス  リーアム・ニーソン 
  • 松竹 (2012年12月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105101531

ギャング・オブ・ニューヨーク(Blu-ray Disc)の感想・レビュー・書評

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  • 1863年のニューヨーク・マンハッタンの一角であるファイブ・ポインツを舞台に繰り広げられるギャングの抗争と人間ドラマを描く。
    アカデミー主演男優賞にノミネートされたのはディカプリオでなくダニエル・デイ=ルイス。
    ディカプリオが主役なんだろうがダニエル・デイ=ルイスの迫力ある芝居に完敗だな。

  • トイレを我慢しても見続けたかったエンドロール

     移民とネイティヴとの激しい抗争が果てしなく繰り返される殺伐たるニューヨークに、アムステルダムが戻ってきた。幼い頃、目の前でビルに父親を殺された彼は、復讐心を胸に秘め、聖書を捨てて、肉を刻み血を絞るような戦いの道を選ぶ。

     やはり、難しい。

     彼がここに来たのが、本当に憎しみに突き動かされてのことなのかが、どうも見えないのである。彼は、子供の頃に血で血を争う男どもを目に焼きつけてしまった。それがその後の人格形成にまで影響したのだろう。しかし、親の敵! というぎらぎらしたものが感じられない。復讐のドラマとしては調味料が足りない感じだ。

     ならば、美人スリ・ジェニーとの恋を見てみるか。この復讐が終わったら愛に生きるとかいう、ロマンティックなキャッチコピーがあったくらいだ。と思ったが、コピーとは全然別作品。二人の仲を深く掘り下げて見せるようなシーンがない。これでは恋愛物として観ることもできない。
     では、敵役ビルを見てみる。街を決闘でおさめていく自分たちのやり方が、過去のものになっていく虚しさを感じていたのではないか。アムステルダムとの戦いに身を投じることで、ギャングのためのニューヨークと心中するチャンスを見つけたか。だが、その辺の心情も全く描かれていない。
     いろんなテーマがごった返しで、混沌としたニューヨークの空気の中で、映画の焦点は限りなくぼけてゆく。
     つまらないというわけでもない。変なところ変に凝っていて、奇妙に長い映画だった。

     エンディングは秀逸。ぽつぽつと建物が増え、車が走り出し、過去から現代へと風景が変わっていき、長い長いエンドロールへ。その魅力は、劇場の闇と音とが全身をくるみこむ感覚を味わった人でなければ分からないかも。途中で立つ気になれず、トイレをじっと我慢して観続けた、静寂のしみるエンドロール。美しくて、とても、長かった。(出演:レオナルド・ディカプリオ他)

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