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感想・レビュー・書評
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大阪芸大で同期だった庵野秀明と島本和彦の自伝的マンガ道。昭和の青春時代の努力と苦悩がリアルとギャグを織り交ぜて語られる。
当時の生の資料と思われるものが載っているのが貴重。
トンコちゃんかわいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルは知っていたけど、実際に読んでみると予想していたよりも面白い。俺より少し上の世代なんだよね。物語の当時、俺はまだ小学生か、それも低学年くらいだったんじゃないだろうか。オタクとか、そういうサブカルが強い力を持ち始めたのって、自分より少し前だったんだなぁということを改めて思った。
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本作は本作で面白いのだが、やはりテレビドラマ版「アオイホノオ」の方が面白いと感じてしまう。また「燃えよペン」のパワーが感じられない気もするのだ。
これは藤子不二雄A「まんが道」にも言えることで、「まんが道」の初期は大変な傑作だと感じたが、「愛…知りそめし頃に…」の残念っぷりと同じ現象だと思う。
これは成功した現在の自分が失ってしまった青春(成功するかどうか不安でがむしゃらだった若い自分)を理想化し、ロマンティックなノスタルジーにハマってしまう事が原因だと思う。
ただし島本は藤子Aよりも酷くはないが、しかし島本らしさが島本自身のパロディという形でしか発揮できていない。
「逆境ナイン」時代の作風はもう還って来ないのだろうなぁ。 -
タダだったから読んでみた(3巻まで)( ´ ▽ ` )ノ
島本和彦版「まんが道」( ´ ▽ ` )ノ
いつもの疑似熱血タッチで、虚実ない交じる空回りの青春ドラマが繰り広げられる( ´ ▽ ` )ノ
とにかくすごいメンツが続々登場し、そのスジ版「坊っちゃんの時代」の趣きも( ´ ▽ ` )ノ
昭和タッチの妖精トンコちゃんは、ホノオ良心の擬人化か?( ´ ▽ ` )ノ
たまたま直前に「げんしけん」読んだけど、おなじマンガアニメ好きなローティーンを描いた物語でもここまで違うもんなんだなあ~と思った( ´ ▽ ` )ノ
少なくともこっちの主人公は創作意欲があるぶんマシな方だな( ´ ▽ ` )ノ
(以下続刊)
2020/06/15
#963 -
こんな時代があったんだ
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シン・ゴジラに合わせて全巻購入。今だ!
巻末に対談。 -
始まりそうで何も始まらない時間が長くて、読み進めていると疲れる。なにも始まらないというのは、何もしない人間を追い続けるのは、結構しんどい。
しかし我々は知っている。ここに出てくる人間たちが皆とんでもない人間たちであるということを。こんなネタバレの使い方ってずるい。自分がよそ見している間に何かが起こっていては悔しいので、何かが、劇的な何かが起きるその日まで決して目を離さずに追い続けるしかない。