メデューサの首 [Kindle]

著者 :
  • 2012年10月1日発売
3.33
  • (0)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 13
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (20ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 1926年 作者 小酒井不木は、東大医学部卒の医学者で作家 作品にはその知識を活かしている

    元医者の主人公が、自身が遭遇した不可解な患者の話を、若い医学生達に語り、身体にイタズラ書きをすることを注意する。

    肝硬変の症状の一つ、腹部の血管が圧迫され、蛇の様に見える事を、医学用語で「メデユーサの頭」というらしい。

    その症状を、メデユーサを妊娠したと信じる女性が、治療を求めて現れる。
    彼女は亡くなるが、元医師は若かりし頃、彼女の腹部にイタズラ書きをしていたのだ。

    んー。イタズラ書きはいけませんね。

  • 古典的な怪談に近いもの。少しの時間を潰すのにちょうどいい。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

推理小説作家。東京大学医学部卒、医学博士。1890-1929.医学的・心理学的知見を駆使した作風で屹立。代表作に、「痴人の復讐」「恋愛曲線」「闘争」など。

「2017年 『疑問の黒枠』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小酒井不木の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×