愚人の毒 [Kindle]

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  • 2012年10月1日発売
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感想・レビュー・書評

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  • 三人の子を持つ未亡人が亡くなる。養子である長男、素行不良の次男、母の世話をしていた長女。亜ヒ酸を使った殺人事件と思われた。事件に関わったと疑われる、長男、次男、かかりつけ医三人を尋問する場面のみで真相究明していく。
    それぞれに殺人動機があり、殺害チャンスがありそうななさそうな。
    死因に不審を感じ別の医者が再調査したら、マラリアに罹患していたことがわかる。え、マラリア?かかりつけ医誤診からの、殺害計画の破綻。
    そして、「愚人の毒」は、やはりヒ素の別称として使われています。
    ボソボソって、展開していく感じだけど、さすがお医者さんの作家さん。

    • みんみんさん
      中原中也も可愛い(〃ω〃)
      母の実家が島根の仁田郡なのよ
      砂の器のロケで田舎が騒然だったらしい笑
      中原中也も可愛い(〃ω〃)
      母の実家が島根の仁田郡なのよ
      砂の器のロケで田舎が騒然だったらしい笑
      2023/04/19
    • おびのりさん
      中島敦が、ロンドンブーツのアツシに似てるって誰かが書いてて、笑った。似てるんよ。

      このコメントは、土瓶さんところにもいくから、またお馬鹿な...
      中島敦が、ロンドンブーツのアツシに似てるって誰かが書いてて、笑った。似てるんよ。

      このコメントは、土瓶さんところにもいくから、またお馬鹿なふたり認定してるよね。ぜーんぜん気にしないけど。
      2023/04/19
    • 土瓶さん
      ぜーんぜん、かまへんでー^^
      ぜーんぜん、かまへんでー^^
      2023/04/19
  • この人の少年探偵モノが、何かいろんな意味で私には『ヒドイ…!』て思ってたので、この作品も期待してなかったけど、これは良かった。
    分かりやすくはあるけど。

  • 話としてはありふれているけど、タイトルも含めて抜群に上手い。

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著者プロフィール

推理小説作家。東京大学医学部卒、医学博士。1890-1929.医学的・心理学的知見を駆使した作風で屹立。代表作に、「痴人の復讐」「恋愛曲線」「闘争」など。

「2017年 『疑問の黒枠』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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