IS(1) (Kissコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
3.12
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本棚登録 : 94
感想 : 8
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感想・レビュー・書評

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  • 無料。また泣いた。週末ごとにこんな泣いてる気がする。鼻は直ったけど目の回りがヒリヒリするのが悪化。花粉症しんどい。
    ISの存在は両性具有として知っていたけれど、これまでの人生でゲイはおろかレズビアンにも接触したことはないし興味もなかった。両性具有とは今は言わないようにしているのか半陰半陽という言葉をこの漫画以外でも多くみかけるけど、なかなかピンとこない。
    最近は性別を偽ってスポーツ競技に出場する選手の話題で、どこも明確にISとはいわないがそうと匂わすニュースを耳にするくらいで。
    この本で知ったことは、ISの中で1つに留まらずにどちらにも属するということ。またそれもホルモンバランスによりゆらぎがあり、ISは1つでなく、何通りものパターンがあるというもの。
    原因も要因もまだ不明で体の負担も多いようだ。
    2000人に一人と推定しているので、今までの身近な範囲で一人くらいはいたのかもしれない。またこの数字も推測だからあてにはならないがそんなにいるものかと驚く。
    男女しか存在しないと誰に教えてもらうでもなく刷り込まれている倫理的概念を覆される。といってもまだ自分のなかで消化できず混乱してる。
    知ることは大事だけど、手に負えない現実を押し付けられているようでしんどい。
    ご本人たちがどうこうとか言えることなどない。
    とりあえず漫画にもかかれているが、一人の人として普通につき合うことしかできない。
    その人の人と成りでいいんだと思う。
    最近、東大だかの男性教授が女に目覚め女装しテレビに出てるのをよくみる。オカマかと思ったら、女装はしても女が好きだからレズビアンになるとかいうことを言い出して、倫理的概念がちょっと崩れた瞬間ではあった。
    ジェンダーと言っていたような気がするけど、なんて複雑なんだろう。
    またそこにたどり着くまでの長い道のり。
    魚が性を変えるようにはいかない。
    しかし、人間はアダムとイブから始まったとするものを信じる人たちはどう捉えているんだろう。
    敬虔な信教者たちはどうなんでしょう。
    男女平等の建前で男尊女卑する社会だし、女を忌み嫌う男もいる。
    ゲイは一部の人間に認められているだろうけど地方にいけばまだまだだし、都会の人間を疎外する傾向もある。
    女であっても男であっても生きにくいことにはかわりなく…。

    ↑このレビューを真似して読書○ー○ーで同じことを書いている人がいます。
    なぜでしょうね。
    同じ本を読んでいてもここまで酷似することってありますか?
    感性が似ているとは思えません。

  • 2014/01/11購入・10/13読了。

    興味深かった。もし自分が同じ立場だったら…見かけは女なのに男の心を持っていたらと思うと恐い。

  • 男でも女でもないという現実をもし自身が突きつけられたら…と考えると、とても難しい。親としての希望で、子供の将来を押し付ける訳にもいかないし、かといって、先延ばしにすればするほど、現実に苦しめられる。考えさせられるが、この作品は最後に救いがあり、愛がある。

  • 知らなかった。読んでよかった。

  • この本で私は初めて、インターセクシュアルのことを知りました。心と体の性が合わないということ(性同一性障害…障害というのは違う気がするので使いたくないですが)は、今では誰もが知っているのに、このISの存在を知る機会さえ少ないような気がします。ドラマも放送されていたようですが、このテーマがなぜ夜遅くの放送だったのか疑問です。
    内容は、漫画というより事実を忠実に描いているドラマのようで、とても理解しやすく、どの世代でも日常の出来事のように感じられる自然な描写でした。
    もっと知りたくて、二巻もさっそく読みました。

  • そっか、そうなのか。
    あまり一般的に知られていないISと言うものが、上辺だけでも分かった。
    2000人に1人・・・これはかなり大きな数字だと思う。
    それなのに殆ど知られていない。
    どれだけ多くの人が思い悩んでいるかと思うと・・・
    無知というのも一種の罪ですね。

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