- Amazon.co.jp ・電子書籍 (252ページ)
感想・レビュー・書評
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不思議な抜け感の雰囲気でエピソードが続く
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2021/02/01読了?
20230414記録 -
プラネテス2巻は冒頭からハチマキの親父さん、ゴローさんが登場。ハチマキとはタイプの異なる人で、肩の力がいい感じにぬけていて、宇宙飛行士だけど、飽きたら去るってそのスタンスが逆にかっこいい。愛の子、田辺が登場。田辺の信念というか哲学はくさいかもしれないけれど、人として大事だし、ゆらがない強さがきもちい。「サキノハカといふ黒い花といっしょに」宮沢賢治にこんな詩があったんだ。宇宙空間に広がる宮沢賢治の詩がぞっとするくらいに美しかった。
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タナベ登場巻。そしてハチマキのあがきと家族のこと。
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目的のために全てを投げうつ。全部無視しても、口にされると苛立ってしまうのはどこかわかってるからなんだろうか。
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今巻はハチマキが木星往還船のクルーを目指すところが主幹となるが、新たな登場人物が多数出てきてがぜん面白くなってきた。
特に考え方の方向性がある意味正反対である二人(後輩のタナベと、往還船開発責任者のロックスミス)が登場したことにより、この物語のテーマがだんだんと見えてきた気がする。
一巻に比べ作画レベルはさらに少し上がってるかなと思わせる箇所もあり、かなり高いレベルで安定していてすばらしい。