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感想・レビュー・書評
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花の色は うつりにけりな いたづらに
わが身世にふる ながめせしまに
ーー桜の花がむなしく色あせてしまったように
私の容色もすっかり衰えてしまった
降り続く長雨を眺め
わが身に起こることにむなしく思い耽っているうちにーー
(小野小町 百人一首9番)
「綾瀬にも20枚あるみたい。一字決まりが!」
名人戦で圧勝した周防久志。
その才能に近いものをなんとなく感じでいた千早に、間近でデータを取っていた勉が、その「感じれる力」を伝える。
かるた部に春が来た。
新入部員の獲得を目指す千早たち。
今までただ前に進んできた5人は、それぞれ違う考えがあることに千早は悩む。そして言い放つ。
「高校選手権団体戦優勝」
「個人戦各階級優勝」
「1年生教育にも力を入れて、北央学園みたいなかるた強豪校になるの!!」
おどろく仲間たちに、千早は更に語りかける。
「後輩ができたら、卒業してもかるた教えにくるんだあ」
めんどくさい新入部員に翻弄されながらも、かるた部は次のステップに進んでいく。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新入生二人が加わる
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「感じ」の良さって、『絶対音感』に出てきた、ひとつの言葉を超スローで再生しても一つ一つの音はあらわれてこない話と通じるな。
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名人戦と、新入生勧誘の巻。
名人良いキャラなのに、あまり深く突っ込んでいかないなぁ。
もっと知りたい。
新入生2人も濃くて面白い。
2人とも欲望ダダ漏れ。
新入生を大事にする気持ちと、自分の試合・練習を大事にする気持ち、どちらも正解だと思うけど、やはり青春マンガだし、新入生優先でいくのね。