チェーザレ(1) 破壊の創造者 チェーザレ 破壊の創造者 (モーニングコミックス) [Kindle]

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  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • アサクリⅡでやったところだ!という感じで馴染みが全く無いわけではないけど、ヨーロッパの宗教・政治の込み入り方は理解が難しいので、単純に勉強になって面白い。
    ナビゲーターであるアンジェロの田舎者ムーブがクセ者すぎる……

  •  タダ読み(3巻まで)( ´ ▽ ` )ノ

     15世紀。欧州統一を目指し「もう一人のシーザー」とも称された大富豪チェーザレ・ボルジアの壮大な半生記。

     純朴な青年アンジェロ・ダ・カノッサ(てっきり後のミケランジェロか?、と思ったけど架空の人物らしい)が田舎からピサの大学にやってきたところから物語はスタート。
     出身地別・身分別に複雑に派閥が別れている大学は、まるでメディチ家・大司教・ドメニコ会の三つの大家が覇を競い合っているこの国全体の縮図のよう。
     本来フィレンツェ団に所属するはずのアンジェロだったのだが、スペイン団チェーザレのカリスマ性に強く魅入られ、いつの間にか彼の手玉に取られることとなる。

     とにかく人間関係・利害関係がメッチャクチャ複雑。キャラ説明だけでこの第1巻が終始した感もあるけど、それでもまだ人名と顔が一致しない(>_<)
     まあ面白いからいいけど( ´ ▽ ` )ノ
     大学内の話は「当世書生気質」とか明治大正の学生小説っぽいし、三大家たちの暗躍はお家騒動なんかを描いた本邦時代小説とよく似た感じ。古今東西、人間はおんなじような人間関係を積み重ね、おんなじような歴史を刻んできたのだなあとつくづく思わされた。
     絵柄はいかにも女性作家っぽい画風でとても上手。馬を種別に描き分けてたり、かなり凝ってる。
     にしても女の出番が極端に少ないマンガだな(゚д゚)!
     台詞のある役なんかアンジェロ召使いの婆さんくらい(゚д゚)!
    (以下続刊)
    2022/02/24
    #2844

  • 続きを読むかどうか迷うな。時間かけてゆっくり読みたい。が、なかなかそうもいかないんだよなあ。

  • イタリア、フィレンツェのルネサンス期のメディチ家当主 ロレンツォ・デ・メディチの時代の漫画で、権力闘争や次期教皇選挙(コンクラーヴェ)、レコンキスタなどが描かれます。

  • チェーザレ・ボルジアの話

    はやく続きが読みたい!!

  • -

  • 面白かった。続きもぜひ読みたいと思う。

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著者プロフィール

1959年、大分県の観世流能楽師の家に生まれる。
82年、「別冊少女コミック」(小学館)にてデビュー。『おなじくらい愛』(85)で初連載を開始する。代表作に『ボーイフレンド』、『MARS』など。『ボーイフレンド』は第33回小学館漫画賞を受賞。2002年「モーニング」にて『ES ーEternal Sabbathー』を連載。 現在、「モーニング」にて、ルネッサンス期に活躍したイタリアの英雄、チェーザレ・ボルジアを描く『チェーザレ 破壊の創造者』を連載。新鋭ダンテ学者の原基晶を監修者に迎え、最も信憑性の高いとされているサチェルドーテ版のチェーザレ・ボルジア伝(本邦未訳)をはじめ、膨大な資料を精緻し生み出された全く新しいチェーザレ像や、当時の絵画を参考に、その美麗な線によって忠実に再現されたイタリアの街並みなどが話題を呼び、漫画としての面白さはもちろん、権威ある歴史学者からの評価も高い。
著者公式サイト「惣領冬実@web」
http://www006.upp.so-net.ne.jp/kotama/index2.html

「2015年 『チェーザレ 破壊の創造者(11)限定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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