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感想・レビュー・書評
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愛の定義
意外と合点のいく話ではありつつ、本当の戦士の話はまだ微妙に分からん
世間一般での愛=本当の"愛"を一部に限定したもの=差別的である
本当の戦士は、何かを得るためではなく、何かを守るために戦うもののこと?
何かを守る、ということはどうしても誰かを他の誰かよりも大切にせざるを得ないからそれは"愛"ではない、よって"愛"から最も離れた(しかし大切な誰かへの愛には溢れた)戦士たちの話、ということなのかしら。
それとも純粋に殺す殺さないの話なのか -
王子の秘書役が死んだ。
仲間割れ -
クヌートが戦地に連れてこられた真意が明かされる第5巻。予想通り、クヌートを戦死させ穏便に後継ぎ争いを決着させるのが狙いだった。父親に見捨てられながらも「我が子を愛おしく思わぬ父親などいない」と口にするクヌートの悲痛な思いが心に残った。
また、この巻でもう一つ印象的だったのは、アシェラッドとトルフィンの関係性。アシェラッドの復讐のために生きるトルフィンにとって、アシェラッドが他人に殺されることは絶対にあってはならないこと。だから、いくら憎かろうがアシェラッドが窮地に陥れば、トルフィンは決死の覚悟でアシェラッドを救いに行く。この復讐でつながる二人の関係は、何だか屈折してて面白いと感じた。
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