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感想・レビュー・書評
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相手を大切に思う心はいつの時代も大切。改めて礼の難しさ、奥深さを感じた。
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今や、JALやレクサスなどなど大手企業やリュクスブランド企業の礼節、マナーの一環として研修に引く手数多の小笠原礼法。
もとは武士の所作法、武家作法であった。
興りは室町以前だが、浸透し始めたのは時は足利、室町期。
いや、どうなんですかね。実際に研修も作法もご教示頂きましたが。帯にあるように学生さんや、フレッシュフレッシュな方々には良いやもしれん。
十把一絡げに武士と言っても、室町期と泰平極まる元禄期じゃまるで、違うし、後世に残る文化が熟成されるのって、平和ボケするくらい戦乱から遠退いた時に生まれてきたものだし。
勿論、本作に述べられる大概は往々にして頷けるが、漢文の引用の解釈が強引な感は否めない上、元来、小笠原礼法がお止め流で、門外不出を敢えて越えようと、その伝播に努める棟梁が「常識」なんて単語を使うのに、疑問を覚える。
期待度が高かっただけに、個人的には、内容があまりにも薄く感じた一冊でした。
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