王様の速読術 [Kindle]

著者 :
  • ダイヤモンド社
3.88
  • (12)
  • (17)
  • (8)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 115
感想 : 18
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (230ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 著者は10年かけて右脳速読をマスターしたらしいが、本書では、目の動かし方とかの説明は一切なし。

    プレビュー → フォトリーディング → スキミング。読み方の説明は前半で終わってしまい、後はその活用法。

    昔、著者のセミナーに参加したことがあるが、そこからさらに進化している感じ。右脳速読とか知りたい人には向かない。速読術というより、読書術の本。

  • かなり有用な本でした。

    以下はメモ
    速読の方法が書かれている本だった。
    必要な情報を必要なだけ取得しようということが書かれていた。

    全体像を理解して必要な情報を取捨選択することの大事さ というのが書かれていた。

    具体的な方法は以下の方法である
    - プレビュー
    - 写真 読み
    - スキミング
    - 精読

    プレビューとはこの本からどのような内容を取得するのかという戦略を立てることである。
    写真読みとは ページの構成を理解することである
    スキミングはどのようなことが書かれているのかを大まかに理解する
    精読 は 必要な場所をじっくり読むことである

    また 見出しの大切さについても述べていた 見出しは本の全体の構成が書かれているところなので今後の読書では 見出し も確認しようと思った。

    本は自分の家来であるというような視点で書かれていた。
    本棚の本を眺めることで自分の知識の定着を図る というようなことも書かれていた。

  • 勉強になりました!
    『自分は王様で時間が限られているので、本という優秀な家来に接する時間は30分と決めている、なのでその中で自分の目的にあった知識を効率良く得る』という大前提のマインドを持つというところがなるほどなと思いました。
    30分の中で、プレビュー読み、写真読み、スキミングの3ステップで読むというところが分かりやすく、また30分で読み終えるというコンセプトにも魅力を感じました。
    読むことが目的でなく、そこで得た知識を考え、書き、発信して自分の糧にしていくという考え方もしっくりきました。斜め読みや読み飛ばしとは違うと言っているところも共感しました。
    ありがとうございます!

  • 1冊30分で読む方法

  • 読書背景
    正直これまで胡散臭さから敬遠していた速読本。読んだモチベーションはあまりに読みたい書籍やマガジンが増えてきて処理しきれなくなってきたから。
    速読本をググって基本をカバーしていそうだったため本書を購入。

    サマリ
    ひとことでサマると「これまでは熟読しかしてこなかったが状況に合わせて効果的な読み方を選ぶべき」

    義務教育では時間をかけて声に出して読むような熟読しか習わない、一方で状況によってはその他の手段が有効な場合が多い。
    既に基本を押さえている分野の書籍の場合、特に有効なのが以下の方式。
    ・5分で目次を読み構成を把握
    ・5分で見開き2秒ずつかけて全ページをスキャン
    ・20分で大事なところを重点的に再度全ページを流す

    また、目的設定と読了後のアウトプットも含めたサイクルが大事。

  • 効率の良い本の読み方を身につけたいので、読んでみました。

    30分で1冊の本から知識を吸収する方法について書かれています。

    1. 最初の5分はプレビュー。目次に目を通し、まずは本を読む目的をはっきりとさせる。
    2. 次の5分で全体をパラパラ見て、構造を掴む。
    3. 20分で大事なところをざっと読み取る。

    実践して、多くの本から効率よく知識を得ていきたいです。

  • フォトリーディングなどの特殊能力系ではなく、純粋に読書技術を知る事ができる本。文体も会話形式で読みやすい。紹介される技術を身につける事も大切だが、その本を読む意味を考えたり時間の使い方について意識を変える事がまず重要だと思える内容になっている。

    同シリーズの「王様の時間術」も著者は違うが素晴らしい本のでオススメする。

  • 読んだのは1年以上前ですが、今でもこの本の読み方を実践してます。
    現代人は色んな情報を取り入れて、多くのことを決断しており、昔の王様と同じかそれ以上に忙しい。
    本は優秀な家来なので、謁見時間は30分と決めるという部分はユニークな表現で面白いし、その通りだと思いました。
    読書術の本は色々読みましたが、この本が1番読みやすくて納得する本です。

  • 自分を王様、本を家来に例えて速読を教えてくれる本です。速読についての本を読むのは3冊目でした。

    他の速読書とは違い物語調で学べる為、とっつきやすい印象でした。前半は30分で一冊読むための3ステップを学び、後半はその応用編を学んでいくという内容でした。

    実際にこの手法で1冊読んでみたところ、飛躍的に読むスピードが上がりました。今後何冊も読んでいくことで、内容の理解度も上げていけるのではないかと思います。

    ファンシーな題名ではありますが、現実的な速読法が学べるので、これから多くの本を読みたいと思っている人におすすめの1冊です。

  • テクニック的な速読術ではなく、何のために本を早く読むことが重要なのか、本を読む目的から書かれており、納得できる内容だった。

    速読の仕方については、前半でほぼ網羅されており、
    後半は本を読む目的や、アウトプットの重要性について書かれている。

    個人的には、自分は王様で本を家来に見立てて、謁見の時間は30分、その間で重要な部分を読み取る、皆を平等に扱うのではなく、公平に扱うとする視点には、なるほどと思えた。
    100%の理解を100%の時間でするより、80%の理解を20%の時間でするほうが効率的だ。

    速読したいと思いつつ、機械的な速読はあまり好きになれなかったが、自分にとって必要な情報をいかに早く取り組んでいくかというスタイルの速読は実践できそうなので、これから試していきたい。

全18件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

斉藤英治(さいとう・えいじ)

医学博士。1940年、山形市生まれ。東北大学卒業。武田薬品工業にてビタミンと脳科学の研究開発を経て、現在、健康英知研究所所長。日本綜合医学会常任理事、日本健康科学学会理事をそれぞれ長年務める。
心とからだの健康向上と脳科学、脳力開発の研究をライフワークとし、心を豊かにする読書法や能率学を研究、教育にも力を入れている。
そのメソッドは、富士フイルム、NEC、JR東日本など、多くの企業研修にも採用され、人気研修となっている。
著書に、『世界一上達が速い「英語耳」勉強法』(三笠書房刊)など多数がある。

「2021年 『世界一わかりやすい「速読」の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

斉藤英治の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
スペンサー ジョ...
メンタリストDa...
冨田和成
佐々木 圭一
冨田 和成
岸見 一郎
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×