三浦綾子 電子全集 氷点(下) [Kindle]

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著者 : 三浦綾子
  • 小学館 (1982年1月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (385ページ)

三浦綾子 電子全集 氷点(下)の感想・レビュー・書評

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  • 夫の嫉妬から殺人犯の娘を育てさせられている事を知った夏枝には同情するが、下巻の我が侭ぶりぶりは酷いというか痛々しい。何度深刻ないい争いをしても次のシーンでは何事もなかったかのように進行していくのは違和感を覚えた。その時点で家庭崩壊だろうよ。結局秘密を知った娘は自殺を図り、娘を佐石の子だと啓造に教えた友人(高木)も啓造への嫉妬の一方で啓造を買いかぶり啓造が汝の敵を愛し育て上げる事を勝手に信じて佐石の子と告げて啓造を苦しめようとしていた事が判る。結局は嫉妬と誤解が全員を不幸にした。陽子が一命を取り留めたかどうかについては希望的表現で終えているが、それが読者にとっての救いを与えた積りなのかもしれない。

  • 原罪がテーマなので、宗教色が少し強いが最後まで面白い小説だった。続編も是非読みたい。もう少し安くなってくれると良いのだが。

    最後の高木の解説を理解するのは難しい。夏枝は現代で言う所の美魔女なのかもしれないが、はっきり言ってきもい。個人的にはキレイな美魔女より迷わず若い子を選ぶ。啓造の変態趣味もきもい。娘に対する視線もきもい。娘のいる親はそんな感情を持つものだろうか。何度もドラマ化されているようなので、配役が少し気になった。

  • 人間の愚かしさを,これでもかとたたみかけて描写してくる作品。それにしても,お母さんの意地悪ぶりはギャグ漫画の域に達しているかも。最後の展開は,なかなか衝撃的。ラストで一筋の光明がもたらされた,と思いきや『続・氷点』でも,昼メロ的展開が続く・・・。

  • 感想書いたのに消えてしまった。。

  • 作品自体が古いのだから仕方ないけれど、昭和を舞台にした昼ドラのような展開、古くさい登場人物の振るまい、ファッション、会話に違和感がありまくりで読んでいてつらい。
    それでも、自分の子供を殺した殺人犯の子供を育ててきた夫婦にどんな結末が待っているのか、期待して読んだ。
    啓造は健気でかわいい陽子にメロメロだからどうせ許すだろう。
    でも夏枝は陽子を受け入れることができるのか。

    実は殺人犯の子供ではありませんでした、というラストに愕然。
    なんじゃそりゃ。

  • 「陽子」を斡旋した「高木」は、どこかの時点で本当のことを言うべきだったのでしょうね。良いことも悪いことも、ウソは必ず発覚します!

  • 体調が悪くて一日自宅警備員をした昨日、一日で上下巻読んでしまった。

    時代も背景も違うけれど、それでもなんとなく、湊かなえの「贖罪」と通ずるところがあると思った。
    無神経と、想像力の欠如と、自己愛から生まれる不幸の種。湊かなえの作品に出てくる「エミリちゃんのママ」も、氷点の「夏枝さん」(美しい名前だと思った)も、なんていうか、全く悪気無く不幸の種を蒔く人だ、と思った。

    そして、愛憎や喜怒哀楽は、押しては引き、押しては引き、波のようにいろいろな人の心の中を漂って、それでも人は時にくさいものに蓋をして、時に蓋を開けて、生きていくんだなあ。なんてね。

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