氷菓 「古典部」シリーズ (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 米沢穂信は、随分前に「インシテミル」を読んで、面白かったので、少し期待して読んでみました。

    が、期待外れ。

    ストーリー自体はそこそこ面白いのですが、登場人物の描き方が薄く、頭の中にそれぞれの人物像がくっきりと描けませんでした。なんとなーくボヤっとした感じ。
    登場人物同士の会話も、「これ、ほんとに高校生の会話か?」というような古めかしい感じがして、感情移入が全然できませんでした。

    デビュー作だから、まだ文章がこなれていないんでしょうか。
    「満願」も同時に買ってしまったので、そちらを読んでみて最終的な評価を決めようかなと思いました。

  • タイトルの謎、残念ながら自分では解読できなかった。気のせいか、何か伏線を張って終わってるような…。省エネ志向のホータローは、この後、変わっていくのか。あとがき気になる。

  • 米沢穂信さんのデビュー作。よく名前聞くから読んでみようということで、読破。
    青春ミステリーは心を暖かくしてくれますね。
    他の人も書いていたと思うけど、高校生の頃に読んでいたら、ちょっと影響を受けそうでした。
    ミステリー自体はライトなものだったけど、この青春劇の始まりにはそれくらいがちょうどいいのかな何て思ったり。
    楽しく読めました!

  • 米澤穂信さんは、著作『本と鍵の季節』に登場する図書委員の男子高校生コンビが好きでした。氷菓では古典部員の高校生、折木奉太郎くん、福部里志くんが序盤に登場してくれて、、歓喜しました。

    やらなくてもいいことはしないといった風に、省エネで生きることをモットーとしている奉太郎くん。そして奉太郎とは対称的に、「私、気になります。」で有名な好奇心のかたまりの千反田えるちゃん。

    全てはえるちゃんの好奇心から始まる物語、、という訳でもなさそうで。

    直接登場は願い叶いませんでしたが、奉太郎くんの姉は作中でも大活躍?で気になりすぎました。

  • Amazonさんがやたらと推してくるので気になっていた1冊。がっつりしたミステリーでごさい!って感じではなく、日常の学園生活から好奇心で見つけた謎を解明するといったイメージで軽く読めた。「私はアイスクリームと叫んだ」ってのを中学生くらいによく言ってたわ。

  • ずっと気になっていた古典部シリーズの第一弾。米澤穂信さんのデビュー作。主人公のホータローは姉の命令で古典部に入部し、千反田えると出会う。日常の謎や、過去にあった事件を少ない資料から推理していく。さくさくっと読めて読後感も良く面白かったです!

  • なんか、不思議な話だった。

    小さなヒントをつなぎ合わせて、誰も気づかないところに到達する感じが心地よかった。

    これを読んでいるときに米澤穂信さんが直木賞を受賞された。
    もう少しこの作家さんを読んでみようと思う。

  • 満願も面白かったけど、米澤穂信さんの人の死なないミステリーもすきです。とても面白かったけど、千反田さん、いい。

  • audible 。米澤穂信はおもしろいんだが、今作は好きじゃない。
    ごめんね。

  • 爽やかな青春推理小説?
    アニメにするにはいいかもしれないが。もう少し重厚さを期待していたので、あれ?これだけ?って感じで終わってしまった。
    シリーズ化されているようなので、続刊に期待。

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著者プロフィール

1978年岐阜県生まれ。2001年『氷菓』で「角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞」(ヤングミステリー&ホラー部門)を受賞し、デビュー。11年『折れた竜骨』で「日本推理作家協会賞」(長編及び連作短編集部門)、14年『満願』で「山本周五郎賞」を受賞。21年『黒牢城』で「山田風太郎賞」、22年に「直木賞」を受賞する。23年『可燃物』で、「ミステリが読みたい!」「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい!」でそれぞれ国内部門1位を獲得し、ミステリーランキング三冠を達成する。

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