- Amazon.co.jp ・電子書籍 (203ページ)
感想・レビュー・書評
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死に近づいていく恩師と教え子の、人生最後の授業を描いた1冊。
愛し合いすることで人生は満たされる。
愛とは、死んだ後も生きてとどまること。
与えるのは生きている。
互いに愛せよ、さもなくば滅びあり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
死にゆく教師と生徒の会話、人生とオーバーラップして語られる。その後の生徒の生き方を少し背中を押して変えた
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NDC(9版) 936 : 記録.手記.ルポルタージュ
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作者のミッチーは、大学時代の恩師モリー先生が、難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されていることを偶然テレビで知る。
それで、16年ぶりに訪ねて行き、先生と会って、話したこと、学んだこと、考えたことなどについて、書かれた本です。
作者は、それを「講義」と呼んでいるのだけど、まさに、モリー先生は死の直前まで「人生」についての講義をした。
テーマは、「世界」「後悔」「死」「家族」「感情」「老い」「かね」など。 -
死に至る病に罹ってしまった老教授、モリー。
絶望的な状況ながら、そのような自分を知ってもらう、誰もが経験する死というものを知ってもらう、そのような「プロジェクト」を自らに課し、残りの時間を過ごそうとします。
かたや、かつて大学時代にモリーに学んだ、スポーツジャーナリスト。
16年間会っていなかったモリーの現在を、テレビ番組で見て知ります。
教授のもとを訪れた、スポーツジャーナリスト。
長年顔を出さなかった元教え子を、モリーは大学時代と変わらず「ミッチ」と呼び歓迎します。
その再開をきっかけに、ミッチは毎週火曜日に、飛行機に乗ってモリーが療養する自宅を、訪れるようになります。
それは教授を見舞うのではなく、教授から教わるために。
「何でも質問して」と言うモリー。
ミッチは人間として取り組まなければならない問題や疑問を9個書き出し、それぞれのテーマについてモリーに質問していきます。
二人の会話とそこからミッチが学んだことが、時系列で描写されていきます。
一つ一つの文章に重みがあるのですが、それらを読み進めていく中で、人生にとって大切なことは何か?を考えさせてもらいました。
自分自身のことばかり考えていないか?
自分自身のことの何分の一かでも、相手が何を考えているのか、どんな思いを抱いているのかに思いを巡らせているか?
最後まで読み終えて、家族を始めとする周りの人を大切にしよう、今話をしている目の前の人のことに考えを集中しようなど、自分自身の考えと行動を変えていきたいなと思いました。
死を間際にして気付くのではなく、日常の中で大切すべきこと。
「今より早く始められることはない」と考えて、実践していきたいと思います。
『ブレイン・プログラミング』
アラン・ピーズ バーバラ・ピーズ
https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/B074WLDBY7
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名著と有名らしいが、内容にイマイチ共感できず、、、というか入り込めなかった。ほとんど知っていることだったからか、展開が淡々としているからか、自分がまだ理解できない内容なのか。後日読むとまた変わってくるのだろうか。
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セールで
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電子書籍にて再読。
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日々生きていると色々な心持ちのときがある。
今しか見えないときがあって、
自分のちょっと先の事を考える余裕があるときもあって、
自身のかなり先のことまで思いを馳せられるときもたまにあって、
生や死や自らだけではなく世界などのことまで俯瞰して思考できるときが稀にある。
一歩引いて一番広い視野で考える機会を与えてくれる本です。 -
愛についての教えに溢れた本。
仕事とか、人間関係とか、いろんなことに疲れた時に読みたい1冊。