まほろ駅前番外地 まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫) [Kindle]

著者 :
  • 文藝春秋
4.04
  • (15)
  • (24)
  • (13)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 131
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (299ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • まほろ駅前多田便利軒の続編。
    前作は主人公の多田の視点から描いていたが、本作はそれぞれの登場人物の視点から描かれている。
    それが成功かどうか…、意見が分かれるところなのだろうなぁ。
    それぞれ軽妙で面白いのだが、前作ほど残るものがない感じ。
    視点を変えたぶんだけ、いろいろ詰め込んで、お菓子の詰め合わせみたい。
    やたら、ドラマ化した宣伝の俳優さんの写真(折込ちらし)が目について、それがますます軽い印象を与えるのかもしれない。

  • まほろ駅前番外地 まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)

  • まほろの住人になりたい。違和感ゼロで溶け込む自信ある。しかし曽根田のばあちゃん…やるなあ…( ̄▽ ̄)

  • 先に映画をみてしまっていたのだが。バスジャックのくだりはちょっと現実離れしすぎていたように思うが、それは映画用なのか?それより、柏木との関係の描き方がすごいよかった!
    2016年6月6日読了。

  • 考えないようにしてることを忘れ
    忘れてないことを忘れようとしている

  • 『まほろ駅前多田便利軒』のサイドストーリー的1冊。
    『多田便利軒』は男2人の友情というか、何と言えば良いのかよくわからない絆がかっこいいストーリーで、それはこの本でも続くけど、由良公やら岡夫人の心情も面白かったなぁ。
    あと、女の人の見栄やら嫉妬やらについてはやっぱりよくわかっているよなぁ。
    曽根田のばあちゃんのろまんす(敢えての平仮名)素敵だったし、岡夫人みたいな人生良いな、と思う。

  • 2人の顔が思い浮かぶ。
    日常じゃないようで日常な。
    そんな日々。

    冷静になって、見てみれば自分の周りも案外こんなかんじで回ってるのかもしれない。

  • 相変わらずいい味出してる二人に出会えてうれしかった。多田も行天も一癖も二癖もあるけど、便利屋稼業はしっかりやっていて今回も前回同様の顔ぶれが活躍して良かった^^
    大満足♪

  • 「まほろ駅前多田便利軒」の続き。やっぱりこのコンビ、良いわ☆ゆるっとしているのに、たまにぐっとくる台詞が。主人公2人以外の登場人物も魅力的でした。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1976年東京生まれ。2000年『格闘する者に○』で、デビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』で「直木賞」、12年『舟を編む』で「本屋大賞」、15年『あの家に暮らす四人の女』で「織田作之助賞」、18年『ののはな通信』で「島清恋愛文学賞」19年に「河合隼雄物語賞」、同年『愛なき世界』で「日本植物学会賞特別賞」を受賞する。その他小説に、『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』『きみはポラリス』、エッセイ集に『乙女なげやり』『のっけから失礼します』『好きになってしまいました。』等がある。

三浦しをんの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×