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- / ISBN・EAN: 4988104075260
感想・レビュー・書評
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イギリスの寄宿学校&少年の幽霊って設定でときめいていたんですが…思っていたのとはちょっと違った。でもこれはこれで有り。モード役のイメルダ・スタウントンを見て「あっ、アンブリッジだ」と思ったのは寄宿学校のせいか…あちらは嫌味で賑やかな女性役だったけれど、こちらは何か影が付きまとう憂いのある役。実は大女優さんなんですね(勉強不足です)
地味だけれど、ミステリー要素もあり雰囲気もゴシックホラーで良かったです。(ほんとは少年達がいっぱい出てきて、子供達の話から幽霊の正体が徐々に浮かび上がってきて、実は…みたいのを期待してたんですが、子供達、学校お休みでみんなお家帰っちゃった…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イギリスの寄宿学校でオバケ騒ぎがあり、子供たちがおびえるので
とある、女性作家がそこに呼ばれる。
彼女は、トリックを見抜く仕事をしており、嘘の超常現象で
人から金を巻き上げるような奴らの正体を暴いているわけで。
でも、そんな彼女も過去にはなんかトラウマがありそうで・・・。
ってな話なんですが、序盤は眠い。超眠い。
ゆったり不気味な雰囲気でまず空気を作るタイプのオカルト映画が
なんか苦手になってきているのかもしれない。
後半は謎の真相に向けて、一気にペースが上がるので
大分引き込まれてみる事ができましたが。
特にドールハウスを覗き込むと、これまでのシーンが再現されてて、
しまいにはたった今の主人公のシーンが…ってあたりは怖くてよかったな。
ただ、オチは何かどっかで見たような話のミックスでしたね。 -
第一次大戦後のイギリスでインチキ超常現象を見破るスペシャリストであるヒロインが、寄宿学校を訪れたことから本物の超常現象に見舞われる話。時代設定の古いイギリスに無条件降伏気味ですが、これはなかなか美しい雰囲気でよかったです。ただ男勝りのヒロインがちょっと簡単に股開きすぎなので、キスくらいまでにして欲しかった。ラストは私、バットエンド推奨。
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思わぬ秀作ぶりに「良い映画見たな」って印象…
まず、設定が1921年だけあってイギリスらしい建築、庭園、調度品、衣装の素晴らしさに目が向きました。やっぱいいですね。日本やハリウッド映画とは違った伝統と言う文化の重みが感じられるのは素晴らしい体験です。プロットもよく練られていて最後まで飽きさせない。物語にどんどん引き込まれていく感覚が強く、オチもなかなかいいです。トム君の美少年っぷりにも心奪われちゃいますねぇ~主人公が追い詰められ落ちていく様をレベッカホールが見事に演じていて物語が進むに連れ、彼女が美しく良い女に見えてくるのもなかなか良かったですよ。良い映画でした。お勧めします。 -
アウェイクニング(11英)
幽霊の正体を暴きに学校を訪れた女性が体験するゴシックホラー。判明する事実がちょっと予想外でびっくり。ぞわぞわと緊張状態を盛り上げていく方法は見事。惜しむべくは簡単に心開きすぎである点。恋愛要素が唐突なのが残念。モノクロな映像美は良かった。82点。 -
( ^_^) Nick Murphy監督。
英国作のホラー・ゴーストものだ。前半モヤモヤするものの徐々に惹きつけられ、後半は予想もしない展開、ラストは哀しい。ホラーというよりヒューマンものとも言える。第一次大戦後のスコットランドの田舎にある学校が舞台で、風景や抑え目の色合いも美しい。ストーリー、脚本も秀逸で一級の作品に仕上がっている。ハリウッドものにはない独特の雰囲気とQueen's Englishが心地良い。主演のRebecca Hallも熱演、いい演技だ。 -
怖いから目が離せなくてはらはら。最後までチョコたっぷり。怖かった。
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1921年、第一次大戦後のイギリス。超常現象と呼ばれる出来事のインチキを見破るスペシャリストで、警察の捜査にも協力するフローレンス。ある日、ルークウッド寄宿学校の校長から、校内でたびたび目撃されるという少年の幽霊について調査してほしいとの依頼が舞い込む。さっそく現地へと向かい、調査を開始するフローレンスだったが…。
作年:2011年
製作国:イギリス
原題:THE AWAKENING
収録時間: 107分 -
想像と違う展開…主人公の精神状態がどんどん悪化して行く様にのめり込む。ラストは皮肉ですね。