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- / ISBN・EAN: 4988104075277
感想・レビュー・書評
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細かな解説は他の方のレビューを見ていただくとして、本当に背景説明がないので、頭の中で???が飛び交うが、最後のシーンで一人道を歩く女性が追いかけてきた少女を… という部分で氷解。
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(THE DAY)
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ツタヤ独占配給の作品です。
ストーリーは文明が崩壊し、荒廃した世界で食料を求めて旅する5人の男女が一軒の家に辿り着き、襲い来る「ヤツら」と戦うという物です。
かなりミニマムな作りの作品で細かい事情は殆ど説明されません。登場人物の何人かの過去は明かされますが、それも断片的な情報です。
前半は辿り着いた家で彼らが休息したり食料を捜したりいがみ合ったりする姿が描かれます。
中盤で「ヤツら」が現れ襲撃をかけてきてから仲間の一人の意外な正体が明かされたり、逃げ続けていた彼らが戦う決意をしたりと盛り上がってきます。
「ヤツら」の正体なんかはザ・ロードやHELLで似たような展開があるので余り新鮮味は無いですが。
一軒家に籠城しての戦いはナイト・オブ・ザリビングデッドや要塞警察を彷彿させます。そんな派手な戦いではないんですが、中々緊迫感があります。数は少ないながらもゴアシーンもあり、子供にも容赦ない展開もあります。
ヒロインのクールさやラスト等何処となくカーペンターっぽいです。
モノクロに薄く色を加えた様な映像もこの世界観にマッチしていたように思います。
ロード・オブ・ザ・リングのメリーや「LOST」のチャーリーを演じたドミニク・モナハンが5人のリーダー役を演じてます。割とすぐ退場したのは残念ですが。
ポストアポカリプス路線の低予算ホラーで良作だと思います。
続編も製作されるかもしれないそうですが、見てみたいですね。
しかし、終末世界の悪役はやっぱりモヒカンなんですね(笑)