るろうに剣心 通常版 [DVD]

監督 : 大友啓史 
出演 : 佐藤健 
  • アミューズソフトエンタテインメント
3.37
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感想 : 337
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  • / ISBN・EAN: 4527427654631

感想・レビュー・書評

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  • いやぁ〜面白かった!!!(^O^)


    劇場に入ると
    いかにも佐藤健目当ての
    若者ばかりで、
    席についても
    脳天気にざわざわしてたんやけど、

    冒頭のアクション一発で
    観客のすべてが引き込まれ
    場内は静まり返りました。



    緊張感を保ち
    お腹いっぱいになるほど濃密な
    あっと言う間の134分。



    斬新なカット割りと
    極力CGを排した
    迫力満点の殺陣シーン、

    飛んで回って跳んで
    円を描いての
    驚愕のワイヤーアクション、

    スピード感漲る
    縦横無尽に走り回るカメラで、
    魅せること
    魅せること(≧∇≦)


    アイドル映画かなって
    一瞬でも思った自分が嫌になるくらい、
    重厚でしっかりとした
    ストーリーと演出、

    とにかく
    製作スタッフや役者陣の
    「本気」が見える
    近年稀に見る
    熱量の高い作品でした。




    「ござるよ」が妙に可愛かった
    緋村剣心役の佐藤健。

    しかしここまでアクションをこなす役者だとは思わなかったので
    正直度肝を抜かれたし、

    佐藤健がいなければ
    この映画は成り立たなかったっと思います。


    斬新な映像表現に十二分に応えた、
    コスプレで終わらない
    キャストのなりきり様にも拍手!



    斬れない刀、
    逆刃刀(さかばとう)に込められた
    不殺(ころさず)の誓い。

    伝説の暗殺者でありながらも心改め、

    人を斬ることなく
    大切な人を守り抜けるのかというテーマが
    胸を打ちます。




    強さとは弱さを知ること。

    人の痛みを理解できること。

    自分の信念を持ち、
    人に優しくできる心。
    (人を許すことができる心)


    苦悩してもなお
    不殺(ころさず)の誓いを守り抜こうとする剣心の姿に、
    本当の強さを見た気がしました。



    人気漫画だけに
    原作と比べて
    細かいツッコミを入れれば
    キリがないけど(笑)、

    原作漫画を実写化した作品の中では
    明らかにピカイチの完成度だと思うし、


    ストーリーやスケールは違えども
    クリストファー・ノーラン監督の
    「ダークナイト」と同じスピリットを持った、


    ライトな気分で見に行くと
    強く後悔するほどの、
    武骨な
    エンターテインメントだと思います(^_^)v

    世界に発信しても
    いい評価を得られそうな作品だし、
    大友啓史監督、
    是非とも続編期待してます!

    • kwosaさん
      円軌道の外さん!

      これ気になっていたんです。
      あの傑作大河ドラマ『龍馬伝』のスタッフが制作で、そのなかでも凄みのある殺陣と繊細な人物像で新...
      円軌道の外さん!

      これ気になっていたんです。
      あの傑作大河ドラマ『龍馬伝』のスタッフが制作で、そのなかでも凄みのある殺陣と繊細な人物像で新たな「人斬り以蔵」を好演した
      佐藤健。
      そして円軌道の外さんに
      >「ダークナイト」と同じスピリットを持った、
      なんて言われたら、こりゃ観ないといかんでしょう!
      2013/03/12
    • 円軌道の外さん

      kwosaさん、
      ここにもコメントありがとうございます(^O^)

      龍馬伝は残念ながら見てないんやけど、
      佐藤健のその演技が認...

      kwosaさん、
      ここにもコメントありがとうございます(^O^)

      龍馬伝は残念ながら見てないんやけど、
      佐藤健のその演技が認められて
      今回監督に声かけられたみたいですよ☆

      他に蒼井優や香川さんなんかも
      龍馬伝つながりですもんね。


      あと作り手側の
      熱が直に伝わってきたし、
      漫画だからって
      逃げや手抜きは
      一切なかったんですよ。

      いいものを作ろうとした
      スタッフや俳優たちの『姿勢』が
      如実に現れた作品やと思います☆


      てか、佐藤健は
      ドラマ「Q10」で
      なかなかやるなぁと思ったけど、
      今作はホンマ見直したなぁ(笑)(^_^)v
      (これが当たらなかったら俳優辞める覚悟で臨んだそうです)


      是非是非
      見てみてくださいね♪


      2013/04/08
  • 今から約百四十年前「幕末」の動乱期
    「人斬り抜刀斎」と呼ばれる暗殺者が居た

    倒幕派の命により京都を暗躍し
    その修羅の如き強さと冷徹さから
    人々に恐れられた

    時は天下分け目の戊辰戦争ー

    で始まる佐藤健主演の剣劇アクション映画です。
    漫画、アニメの実写版ですが、
    映画の良さにマッチさせて良く出来た作品です。
    ワイヤーアクションを使ったダイナミックかつ
    流れるような、惚れ惚れと見とれるアクション。
    原作のキャラの雰囲気を踏襲した俳優陣。
    背景、小道具など作り込まれた世界観。
    物語の世界にすぅーっと入っていけました。
    江口洋介も吉川晃司も香川照之も
    武井咲も蒼井優も良いですけど、
    佐藤健は、アクション、雰囲気、世界観、
    どれをとっても素晴らしいですね。

    一八六八年 一月
    京都・鳥羽伏見の山中

    人斬り抜刀斎こと緋村剣心
    新撰組三番隊組長 斎藤一
    他を寄せ付けぬ圧倒的な強さを見せる二人。
    いよいよ相見えんとしたその時、戦が終ります。
    やっと訪れた新しい時代を迎え感慨に更ける剣心

    これで終わりだと思うなよ。
    例え世の中が変わろうとも、
    剣に生き、剣に死ぬ以外、俺たちに道はない。
    斎藤一の言葉を無視するように
    剣心は刀を置くのでした。

    それから十年後。
    剣心は、「不殺(ころさず)の誓い」を掲げて
    日本各地を旅しながら、
    か弱き人々を剣の力で守り助ける
    流浪人(るろうに)として、
    穏やかな日々を送っていました。
    流れ着いた東京で神谷活心流の師範代の少女・
    神谷薫と出逢います。

    自分、金、快楽のために悪事を働く悪党どもが、
    剣心の近親者を愚弄し襲うとき、
    本当は強い優男 剣心に
    完膚なきまでに成敗される勧善懲悪が
    この作品の魅力のひとつでしょうね。

    人を斬ればそこに恨みが生まれる
    恨みはまた人を斬らせる
    その連なりを断つのが、
    この斬れない刀の役目でござる。

  • 明治になって10年。東京では、人斬り抜刀斎を名乗り、手当たり次第に人を斬る男が現れる。無謀にも一人でその男に立ち向かう神谷薫(武井咲)を助けた見知らぬ男。彼こそが、幕末に名を馳せた反幕府軍の暗殺者、人斬り抜刀斎(佐藤健)その人だった。
    緋村剣心として生きる彼は、斬れない刀=逆刃刀を手に、人を助けるための流浪の旅を続けていたが、偶然の出会いから薫が亡き父から引き継いだ道場に居候することになる。
    偽者の正体は鵜堂刃衛(吉川晃司)。実業家・武田観柳(香川照之)の用心棒だった。観柳は女医の高荷恵(蒼井優)に作らせたアヘンで得た莫大な金で武器を買い、世界を支配しようと企てていた。
    邪悪な計画の手始めに、神谷道場一帯を手に入れようとした観柳は、罪もない人々の命を奪おうとする。苦しむ人々を見た剣心は、戦いを決意。
    だが、観柳の護衛は250人、剣心の味方に名乗り出たのは、喧嘩屋の相楽左之助(青木崇高)だけ。果たして剣心は斬れない刀で、大切な人たちを守り抜くことができるのか?
    週刊少年ジャンプに連載され、後にテレビアニメにもなった和月伸宏の同名コミックを、「仮面ライダー電王」で一躍有名になった佐藤健主演で実写映画化。監督は「龍馬伝」の大友啓史。

    佐藤健が、緋村剣心の二面性や暗殺者だった過去や不殺の誓いを立てた生き方に葛藤する内面や綾野剛と吉川晃司と闘うハイスピードな迫力満点のアクションまで完璧にこなしているし、江口洋介や武井咲、蒼井優の演技やアクションも完璧で、迫力満点のアクションと血の通ったキャラクターのリアルな人間ドラマが融合して、優れたエンターテイメントになっています。
    佐藤健と綾野剛の対決は、綾野剛演じる外印の2丁拳銃や短刀でのトリッキーな攻撃に対し、佐藤健演じる剣心が逆刃刀でかわしながら攻撃するハイスピードなバトル。左之助と戌亥のステゴロバトルは、ノーガードの激しい打撃戦から投げ技も飛び出す総合格闘技的なガチンコバトルに。剣心と刃衛のバトルは、刃衛の背車刀などの変幻自在の攻撃と剣心のハイスピードな飛天御剣流の攻撃のぶつかり合いに、剣心の双龍閃で決着という緩急をつけた立ち回り。バリエーション豊富で、アクロバティックな体術と素早い剣技を複合させた壮絶なソードアクションの連続で、新たな時代劇の傑作になっています。
    「恨みの連なりを断ち切るのが逆刃刀」

  • ☆~人斬り抜刀斎・舞うように斬る!かっこいいでござる~☆

    佐藤健というとあのロッテガムFit’sの
    フィッツダンスを思い出してしまう。

    しかし、やっといい映画の主役に抜擢されてよかったね。

    面白かったシーンは喧嘩屋相楽左之助( 青木崇高)と
    観柳の手下戌亥番神(須藤元気)のバトル。

    止めは喧嘩屋相楽左之助のバックドロップ!!
    キマッた瞬間!歓喜してしまった。

    面白くなかったのは、斬っちゃダメ!殺しちゃダメ!って
    薫どのがヒィヒィうるさい。

    個人的には人斬りに戻ってほしいのに・・・。

    警察の斎藤一(江口洋介)が言うとおり、
    綺麗事を言うな剣に生き剣に死ぬのだと。
    そうだ、そうだ!賛成!、ダークなほうが面白いのだ。

    それにしても武田観柳 ( 香川照之)
    髪型も役どころもえげつなくてよかった。

    面白い

  • 女顔、線の細さ、目つきの鋭さ・・・佐藤健はビジュアルからしてぴったり。ぽやっとした雰囲気からの真剣なアクションシーンへのスイッチもお見事。
    江口洋介のコスプレは鼻血もの。
    香川照之のやりすぎな演技に苦笑しつつ(漫画原作ではちょうどよかったのかも)、よく思っていなかった吉川晃司のミステリアスな雰囲気にちょっと酔ってしまったり(カラコン怖すぎ)、役者陣が個性派ぞろいで飽きがなかったです。
    豪華なメンバーでしたが、だめだな〜と萎える人がいませんでした。

    綾野剛が技を繰り出すシーンに出てくる「シュイシュイシュイシュイ」って音が、効果音ではなく声だったことにびっくり。笑

    ↑こういうツッコミどころのあるシーンが幾つかありましたが、面白かったです。笑

  • 全く期待せずに鑑賞
    …したら、なかなかどうして。
    期待以上の出来だった。

    冒頭の立ち回りは、
    どうにも動きが見えず、
    残念だったが、
    その後のアクションは、
    剣心の決めを綺麗に見せてくれ、
    殺陣シーンも楽しませてくれる。
    ストーリーそのものは、
    原作のファンではないので、
    差異はわからないが、
    明治維新後に御役御免になった、
    「人斬り」が人を斬らずに、
    世のため仲間のために奔走し、
    自らの生きる道を見つけて行くドラマ。
    暗い過去を背負った剣心の闇が
    うまく表現されていて、
    維新の「人斬り」好きとしては、
    肥後の河上彦斎その人以外にも、
    土佐の以蔵や薩摩の半次郎を、
    彷彿とさせる演技に萌えた。
    斎藤一演じる江口洋介さんが、
    洋装に日本刀が似合い、印象的。
    いつか土方さんも見てみたい。

  • 壁走り、壁宙返り、ドリフト走り。
    しっかり格好いいのが格好いい。

  • 面白かったです。佐藤健さんの剣心が特に良かったです。
    アクションシーンもかっこよくてすぐ時間が経ってしまいました。実写っていつもイマイチな感じですが本作がヒットしたのも頷けますね。
    全5作観ていこうと思います。

  • WOWOWで視聴。
    原作は連載中に読んでいたくらいですっかり内容忘れてたけど配役もぴったりな気がした。
    特に左之助ピッタリすぎる!
    ヒール以外はひたすらかっこいい♡

  • 漫画の実写映画化。
    主演は佐藤健。
    広告いっぱい。
    となれば、駄目だろうと思うのが、私の常。

    でも見てみたら、いや意外。良かった。

    豪華な俳優陣。
    アクション映画なる名の通り、何やらすごいアクション。
    綺麗な映像。
    ほんでもって、佐藤健の綺麗な顔。
    俳優陣が、皆美しくて、素晴らしい。
    綾野剛の美しさも素敵すぎる。

    意外に良かった。
    映画館で見たらもっとよかったかもー。
    内容というより映像、俳優の綺麗さと、音楽の良さと、アクションが良い映画なので、映画館が良い。

    2014.11.02

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