3巻までタダ読み( ´ ▽ ` )ノ
○16歳夏——帰省。月島家(豪邸)にて。兄妹出生の秘密が明らかに。
○16歳秋——東京では杏と藤、島根では大悟と椎香が急接近。一生の恋人だの一途だの言ってるくせに、ほんと脇が甘い連中(>_<)
等々。
恋愛と家族関係のこと以外なにも考えていない人ばかり。若さをムダにしてる。何より生きづらそう(>_<)
衝動と承認欲求と庇護欲の塊で、ドラマ的な奇跡や偶然や「運命」ばかりを求めてやまない自己陶酔的な主人公。
少年マンガのそれとは全くベクトルの異なる現実離れ感。
何というか、こういう女の子たち(作中描かれている子たちにしても、こういう作品を好んで読む子たちにしても)が大人になって(若さと美しさを失ったのち)更年期障害に悩まされるのだろうなあ、ということがありありと予感できる気がする。
お話としてはいかにも作り物っぽくて退屈だったけど、そういったことをいろいろ考えさせてくれてためになった作品だった。
たまには少女マンガも読んでみるものだ。
2023/11/01
#4627