陰摩羅鬼の瑕(1)【電子百鬼夜行】 (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • さて、ここからどうなっていくのか?
    伯爵に話が通じないっぽい雰囲気あるけど、んな馬鹿なと思ったり。概念の欠落怖いですねぇ。

  • 京極堂こと中禅寺秋彦が活躍する百鬼夜行シリーズは、読み始めたら止まらないほどの面白さなのだけど、とにかくその分厚さのせいで読み始めるまでにはかなり勇気が必要だ。

    本作もその例に漏れずKindleでも3分冊になっている。一つ当たりが大体350ページぐらいなので、全部で1000ページ超え・・・夏休みの連休でもない限り、気楽に読み始められる厚さではない。

    勇気を振り絞って読み始めてこの分冊その1では、なんと事件が全く発生しない。元々百鬼夜行シリーズでは事件らしい事件がなかなか発生しない(あるいはそもそも存在しない)のが 特徴の1つだが、本作の場合は過去の事件をめぐってああだこうだと繰り返すのが延々繰り広げられるのだ。

    しかもそのやりとりが面白くてすいすい読めてしまうのだらから、読者であるこっちは完全に著者に遊ばれている気分になってしまう。

  • 感想は読了後に。

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著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』『ヒトごろし』『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『虚実妖怪百物語 序/破/急』 ほか多数。

「2023年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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