経済学の犯罪 稀少性の経済から過剰性の経済へ (講談社現代新書) [Kindle]

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著者 : 佐伯啓思
  • 講談社 (2012年8月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (328ページ)

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経済学の犯罪 稀少性の経済から過剰性の経済へ (講談社現代新書)の感想・レビュー・書評

  • このところの日本経済の混迷のありさまをいぶかしく思っていた私には、大変すっきりさせてくれる論旨であった。アダム・スミスが決して「市場原理主義者」ではなかったこと。ケインズが真に目指していたものを評価せずに、いたずらに「新自由主義」がケインズを葬ったことが良く理解できた。そして、80年代以降の新自由主義の陥った陥穽の原因も理解できたが、さすると、21世紀以降の日本での「小泉改革」「規制緩和」そして今の「アベノミクス」がいかに的外れであったのかも、この本を通して見えてくる。佐伯氏は貨幣の起源・本質から説き起こして、グローバリズム経済が如何に国富を毀損するかを明快にしている。TPPを考える上でも必読の書のひとつと思われる。

  • 「経済学はやはり自然科学などと違い、価値判断が入ってくる学問なんです。私たちは最初に価値の選択をすることが大事…」とのブログの言葉に惹かれて読み始めた。
    感覚的にそもそもの経済人という想定がおかしいのでは、となんとなく感じていた。それに対する説明をある程度得たように思える。
    貨幣の起源の章は哲学的で面白かった。
    希少性から過剰性へと経済の見方を大きく替えると、とるべき経済政策もまた違ってくる。
    経済政策は僕らが望むべき世界によって決めるのが本来の姿であるように思う。望むべき世界を大いに議論して、そしてそれに合う経済理論を選択していかなくてはと感じた。

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