惡の華(1) (週刊少年マガジンコミックス) [Kindle]

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著者 : 押見修造
  • 講談社 (2010年3月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (208ページ)

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惡の華(1) (週刊少年マガジンコミックス)の感想・レビュー・書評

  • 1巻を無料キャンペーンにて。

  • 春日くん、中村さん、佐伯さん、の三人は「母からの無関心」という点で共通している。その無関心が彼らの拠って立つ世界を危ういものにし、まるで生き残りを賭けた殺し合いのように互いを傷つけ合う。しかし、「春の嵐」と表される思春期真っ只中で、突き上げる性欲を脆弱な自我でコントロールしようとすれば狂うものだ。それは自然な発達のプロセスにいるという証拠であり、健全な姿である。
    ところが、未熟な親はここでmaltreat(不適切な対応)を犯してしまう。抑制するため首輪で繋ぎ、性衝動を抑えるために去勢する。いわば情緒的近親姦である。親からの「性」虐待を被った子供はトラウマによって成人後も苦しみ続ける。このように、親の歪な愛情はそれ自体に矛盾を孕み、対象を非人格化してしまうのだ。三人が傷つけ合うことの意味は、このトラウマからの回復という視点で理解できる。
    親の愛という名の暴力から、子供たちは命がけで逃げようとする。それが狂気を帯びた行為の本質だ。そして、地縁、血縁の縛りから脱出に成功した子供達は、「個の確立」に向かって歩み始めることとなる。この漫画は、「子」が「個」へと至る成長物語として読むことができる。

  • 漫画にて、11巻(完結)まですべて読了。

    初期衝動により突っ走った前半。
    普通のラブストーリの後半。

    変態とか、表出されるかどうかの問題で、そりゃ、みんな変態だと思う。

  • 全巻読んだ。みんな狂ってるから再生へ。ということか。

  • 中学時代に誰もが妄想したであろう厨二的破滅思想をものすごい熱量で描き切っています。きっかけがあれば暴走し爆発しそれが快感だということを大人になった今でもみんな心のどこかで望んでいるんじゃないのだろうか?
    テンポの良さと予測できない展開でどんどんのめり込ませてくれる良作漫画です。

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