風流夢譚 [Kindle]

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著者 : 深沢七郎
  • 志木電子書籍 (2012年10月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (24ページ)

風流夢譚の感想・レビュー・書評

  • 発禁本。現在、電子書籍では読める。
    重い内容かと思っていたが、コミカルに読めた。夢という手法を使って、天皇制、経済や身分の不平等を批判している。
    後書きに水平社が書いてあって、なるほどと思った。

  •  
    ── 深沢 七郎《風流夢譚/ 20121013 志木電子書籍》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B009SXCRSS
     
    (20160412)
     

  • ウェブ上で(無断)公開されていたものを2008年 読了


    2008年全読了数 525ページ

    1999.3.4~2007.12.31【3225】1万7367ページ (5) 

    1993.4.1~1999.3.3【2163】2万5739ページ(12)
       
    1989.4.1~1993.3.31【1461】5万1877ページ(35)
       
    ~1989.3.31【6686】2万699ページ(3)  

  •  1960年にこれを掲載した中央公論社の社長宅に、翌1月に右翼青年が押し入り、ちょうど在宅していた家政婦が刺殺され、夫人も重傷を負ったといういわくつきの小説。作者の深沢七郎は復刻を拒否したが、死後、遺族の了解を得て電子書籍として出版されたもの。
     すべて主人公の夢の中っていう設定。東京で革命が起こって天皇、皇后、皇太子、皇太子妃が全部首をはねられる。で、主人公が最後に残った皇太后(もう死んでるはずなのに)と罵りあって取っ組み合う。好意的に見れば幻想的なのかも知れないが、4人を殺す意味がわからない。これに一番似てるのはつげ義春の「ねじ式」だと思うんだけど、「ねじ式」は漫画なので、その「気味悪さ」が作者によってコントロールされている。「風流夢譚」は読む人によって印象が違ってくるわけで、僕にはグロかった。皇太后とのやりとりも「糞ったれ婆あ」と「糞ッ小僧」の連続で、僕には必然性が理解できなかった。「皇族を殺す」っていうセンセーショナリズムに頼った駄作と言ってもいいと思う。
     ただし、僕はもともと夢野久作とかの幻想文学っていうのはあまり受け入れない方なので、「風流夢譚」も「作者の意図を理解できなかった」という可能性はあるかも。それと、60年安保でガタガタしてた当時の日本の「空気」と今の空気じゃ全く違うし。でも、優れた文芸作品って時空を超えるものだよねえ。
     で、ググったら、ネットで読めるって書いてあった。お金損したなw。 ttp://azure2004.sakura.ne.jp/s_hukazawa/huryumutan.htm 評価する人もいるので、そこまでの駄作じゃないのかも。短いので、興味のある方はどうぞ。

  • この作品の裏側に思想を持ち出すのはナンセンスじゃないかな。物語の内容としてはショッキングかも知れないけど、事件のきっかけとなった場面よりも夢の中の不条理さが面白いんじゃないのかな。

    でもまあ、こういうのを躊躇なく書けちゃうのが、深沢七郎らしい。

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