- Amazon.co.jp ・電子書籍 (18ページ)
感想・レビュー・書評
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出来る人の考え方に触れられた気がした。
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単なるモノの整理術に終わらず。
ちょっと古い本なので、デジタルに関する部分はあまりない感じではある。
まぁ、2007年頃の本を今読むと、大体がそんな感じかな。 -
彼の物事の整理方法は自分の仕事の進め方の土台となっている。
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新卒の時に上司におすすめされた本だったと記憶にあり、ちょうどKindleで手頃だったので読んでみました。
感想としては、普段から部屋の整理や不要なものを処分する癖があれば整理術に関しては読んでも特に新鮮味がないかと思います。
内容自体は、物事のあるべき姿を目指したり、物事の共通性を見出すなど仕事を行う上で何が重要かをシンプルに考えていることが書かれていたかと思います。
内容自体は表紙通りシンプルでいいと思うので、その整理についてもっと図を細かく使ってどういったイメージかを伝える本ならもっと良い印象を受けたのかと思いました。 -
題名で今まで敬遠してた本書。
でも実際の中身は、想像とは違った内容。
ざっくり言えば、
「整理と問題解決は、同じベクトルでつながっているこということ。問題解決の手がかりは、答えはいつも自分ではなく、相手にあるので、相手の思いを優れた視点で整理してあげれば、解決に向けて方向が明確になる。」
ってこれは、整理すべき、解決すべき問題の対象が自分だとしても、同じことで、
「本質をさぐることは、引いてはなれること」とか
「様々な立場に立ってみること」とか
で、対応できるのかなと。
他にも、
「広告なんて誰も見ていない」
「なぜ直線に惹かれるのか?→自然界にない形だから」
とか面白い言葉も。
ぜひ。 -
学生時代に一度読んだこの本を、社会人になった今再読してみたら、ビジネスの観点から見てとても示唆に富んだ本だと思った。この本の主張は、仕事における問題発見、問題解決のための非常に重要なヒントがぎっしり詰まっており、むしろビジネスのみならず私生活にも多いに役立てることのできる知恵がたくさん盛り込まれている。また、一つ一つの事例も面白く、同時に全体の文章がコンパクトにまとまっていて、非常に読みやすい本でもあった。
ただ、筆者も言及しているが、目的がなければ整理はすべきでないと思った。何故ならば、整理自体がコストになるからだ。筆者の極端な「軽装」も、そこまで価値を感じないのであればするべきではない。そういった意味で、一人一人が各々の目的に沿った自分なりの整理をするのが良いと思う。 -
「とにかく、捨てる、整理することに時間を使うことでよりクリエイティブになれる」「広告は見られていない」というところから、広告を組み立てていく論調が勉強になった
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まずは仕事を始める前に整理をする
そうすることによって
気が散らずに集中することができる
この当たり前だけれどもきづかなかったことに
気づかせてもらえた一冊。
捨ててしまっても困ったことはない、ということが印象的だった。
また、佐藤さんが扱ったデザインの事例についても書かれている。 -
ユニクロ、ツタヤ、キリン、楽天のトータルブランディングを手がける佐藤可士和の整理術本。トータルブランディングといっても、ロゴのデザインのようなグラフィックデザインから建物の設計まで多岐にわたる。共通することはその企業やブランドがどうみてもらえるかということ。
つまり広告をみているひとにわかりやすく、発信する側もきちんとそれを理解できているように「整理すること」
そう、佐藤はその仕事を「整理する」と、位置づける。クライアントを問診し、問題点を把握し、的確に整理していくことでわかりやすく、伝わりやすいブランドイメージを築ける。
そして、そのためには普段の整理整頓が大事。普段の整理整頓をしていることで仕事の効率が上がり、
整理整頓を義務感でやるのではなく、やりたいことを明確にするためや、仕事の効率向上という面白さを感じながらやってはどうかと佐藤は提案している。
普段はわからないブランディングやデザインの裏側を見ることができる良書。