カジノ・ゾンビ BET OR DEAD [DVD]

監督 : コリン・ゼイズ 
出演 : グラント・バウラー  エヴァレナ・マリー  タウニー・サイプレス  ミコ・ヒューズ  ランス・レディック  アンソニー・マークス 
  • アルバトロス (2013年1月8日発売)
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4532318406473

感想・レビュー・書評

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  • んー。タイトルにしてはカジノギミック使われんなー。
    大体、ロケーションは小さなホテルの地階に設置されたくらいの
    そんな広くも無いカジノ。

    登場人物はディーラーのトムとウェイターのトーリー。
    二人は恋人ではなく、セフレ的な関係。
    そして、ホテルでショーをやってる若いへたくそマジシャンと
    他の人間をゾンビにつき出してまで
    命からがらこのホテルに逃げ込んできたマッチョマン。

    町中(国中?)がゾンビだらけになっちゃったんで、
    この四人がカジノに立てこもって、どうすっかーといろいろ策を練る、
    といういつもの展開です。

    この映画のゾンビはちょっと珍しい。
    (1)夜になると寝る(立ったまま)
    (2)生肉以外も食う
    (3)かなりバカ

    (2)によって共食いや自己食いなんかもしちゃうので
    頑張って籠城してればどんどんゾンビ減って助かりそうな気がするんですけどね。

    あと(3)。結構どころじゃないニブさなので、
    他のゾンビを捕食中とか、寝てる時以外でも結構ぼーっとしてる。
    で、その横をそーっと通り過ぎても気づかなかったりするんですよね。

    ただ、気付いた時には結構俊敏なんで、
    あるゾンビに気付かれないようにそーっと移動してたら
    死角にいた別のゾンビが急に襲って来たり。

    そんなんで結構緩急のあるゲーム向きなゾンビたちです。

    さて、そんなゾンビたちを相手にした先の4人ですが
    マジシャンは男として頼りなく、マッチョはすぐ自分だけ助かろうとし、
    トム&トーリーはすぐに喧嘩になるため、どの作戦もうまくいきません。

    そんな中、ついに一隊の軍が来訪。
    銃器でガンガンゾンビたちを退け、エラそうな態度で場を仕切ります。
    でもそれはそれ、じゃぁ一緒に逃げようか?と思ったところ、
    軍のメンバーの中に何人も感染者(未発症)がいることが判明。

    おまけに、まだ付いていくとも言っていないのに
    食糧を全て車に積んでしまったことで、マジシャンの不振が爆発。
    珍しく漢気出してみたら、撃ち殺されちゃいました。

    そこで怒ったトーリーは残ることを宣言。
    トムは「まだ食糧あるよー」とだまして、ゾンビを詰め込んでいた倉庫を解放、
    軍の人たちはホウホウノテイで他の街へ去ることに。
    自己中マッチョマンも一緒についてっちゃいました。

    で、仕方ないんで2人残ったトムとトーリーは
    唯一軍残していった酒を飲みつつ、脱出策を練っては失敗したり、
    いろいろ喧嘩したり仲良くなってみたりするわけです。

    とか、だらだらやって過ごしていたら一台の車が。
    中にはこの間分かれた筈の軍にいた一人の女性、シンディが。
    聞くと、先に進んだらもっとゾンビが凶暴化しているエリアがあって
    軍のメンバーは彼女以外全滅したと(マッチョについての言及なし)。

    ザマーだけど、まぁ大変だし協力しなきゃね、ってことで
    トムがシンディを気遣った所、ここでトーリーのジェラシーが爆発!

    え?ウザキャラではあったけどここまでずっとヒロインポジションで
    いろいろ頑張ってきたのに、ぽっと出の女に持ってかれるの?
    ビジュアル的にもストーリー的にもおかしいでしょその西野エンド!

    ムキー!いいわよもうあたしだけで逃げるから!
    っつってトムをバールのようなものでぶん殴り、けがしたシンディ放置して
    一人で脱出しようとしたトーリーは因果応報ということでゾンビの餌食に。

    結局トムとシンディが漁夫の利的に車をゲットして
    新天地への逃亡エンドです。

    それを、ゾンビ化したトーリーがガチにらみで見送るという、
    なんだこれ、って言う展開で結構驚きました。

    なんか原作は30デイズ・ナイトのスティーヴ・ナイルズ
    って人のコミックらしいんですけどね。

  • 眠い。

  • 結果、女を乗り換えた、復讐うぃる

  •  カジノがゾンビ化現象に襲われる。。。

     平和的に解決しようとした軍人達が結局事態をよりひどくしてしまうなど、ゾンビサバイバルものとして一定の面白さはあるが、全体的に中途半端。
     あとゾンビメイクの皮膚のただれ方が一種類しかない。これは何気に萎える。
     そして何より、カジノの必然性がほとんど0。これが一番いただけない。

     ゾンビ映画とは文字通り死屍累々と積み上げられた駄作の山から数少ない名作を探す行なのだと久しぶりに思い出した。

  • メイクも凝ってるし映画の一定のレベルはクリアした作品ですが緊迫感はあまり感じられず、いくつかある山場も物足りないものが多い。C級Z級作品を観てきたフリークにとっては観られる作品だとは思います。

  • 緊迫感があまりないシュールなゾンビ映画。女優がかわいい。

  •  カジノ・ゾンビ(11米)カジノにいた男女が籠城し、脱出する話。次々と出来事が起こるため、飽きない作りになっているが、舞台はカジノというよりは小さなホテルである。舞台のセットやゾンビの演出はよく、廃退的な雰囲気が出ている。良作といって差し支えないだろう。

  • 「あ、これはテレビ映画なんだ」と思ったんですが、調べてみたらどうも劇場公開されたらしいので驚いた。というのも、10分ごとに話の方向性やメインキャラクターがころころと変わっていくことや、暗転してシーンをつなげていく手法など、これは安っぽいテレビ映画に違いないと踏んだわけですよ。個々のエピソードやキャラクターはそんなに悪くないんですが、作品としてのまとまりがないのはこの監督の資質なのかなぁ。まあ、そういう人は日本にもいるような気がしますが。ゾンビがよっぽど好きな人以外にはお薦めできません。

    追記:あ、それとカジノはまったく作品の本筋とは関係ないです。アメリカ公開時のポスターなんかもカジノのイメージですが、カジノである必然性は少しもないですね。

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