アイアムアヒーロー(1) (ビッグコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 小学館
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感想・レビュー・書評

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  • 第1巻がkindleで99円だったので、ようやくそのときが来たと思い即、購入。

    正直ラスト2ページくらいでびっくりして、思わず第2巻を読まずにはいられなくなり続けて購入。その後結局第3巻まで購入し、読んだところでこの日は終了。

    2巻の感想は別にすることにして、

    普段ほとんどコミックは読まないし、
    これももともとピース・又吉くんのオススメで、かなり絶賛していたので
    興味はありつつも、どうしても手が出なかった作品だったが、
    本当に読ませたい作品は、たぶんこういうものなんだろうな、と素人なりに思わせる、その衝撃と感動。

    とにかく、ラスト2ページくらいまでは、淡々と進むし、
    なぜ突然そうなるのか、と思うような展開なのだが、
    よくよく読み返すと、既に普段の日常の中に、ひたひたとその変化が描かれていたり、
    とにかくエグイが、そのエグさが潔いと言うか、
    うまく表現できないが、珍しく1巻読んで2巻に続いた作品。

  •  芽の出ない漫画アシスタント35歳。彼のネーム(一度だけ出版された作品は売れなかった)を、同棲する彼女だけは認めてくれる。
     それどころではなく、すでに超常現象が兆している。
    「自衛隊か」出動している
    「強毒性のウイルスは…」とテレビが報道しているが、ゾンビはまだ出てこない。

  • 日常の壊し方が秀逸です。
    主人公は全く気付いていないのに、読者側だけがそれに気付かされる。
    ハラハラするし憂鬱だし、その分日常が尊く、愛おしく思えて仕方なくなる。
    読み終えた日の夜は憂鬱で眠れなくなりました。

  • まだ1巻目ですがとても正しいゾンビ漫画だとおもいます。続き楽しみ。

    主人公カップルをかくも情けなくかつ愛らしく描けるのがよろしい。

  • アイアムアヒーロー
    著:花沢健吾

    主人公は三十路を大きく越えた、売れない漫画家。
    現在は漫画家のアシスタントとしてヒット作を創り出すことを夢見ている。

    主人公である鈴木英雄は酷い妄想癖を持っている。現実と妄想の狭間で生きる彼に妄想を越えた現実の出来事が起こる。

    突如現れるゾンビ。妄想なのか現実なのか。
    果たして英雄はヒーローになれるのか。

    日常生活に突如現れるゾンビ。
    このゾンビ作品はあっちでもこっちでもないゾンビ作品。

    ゾンビ作品は数あれど
    ゾンビの出現については、死者が生き返るタイプではない系
    ゾンビの感染については、噛まれてすぐ伝染する系。
    ゾンビの退治の仕方は、脳みそをえいやぁとする系。

    そして何より本作はおもしろい系。

    終わり方は賛否両論ある本作ではあるものの
    自分はこれはこれでアリだと思う。

    映画化にもなった本作。
    原作がおもしろいということを証明する一つの指標。
    大人買いの一気読み。
    しばらくは夜にトイレには行けなくなりますが
    それでも読む価値あり。

  • 映画を見てからの原作になった。

    1巻でてっこさんが・・・。
    映画だと序盤だったけど、
    漫画ではすごーく丁寧に描かれてるんだな。
    最初ゾンビ漫画だと誰か思ったかな。

    さり気ない伏線が回収されて行く、
    これは、
    漫喫にはむかないな。

    お家でゆっくり
    読まないと。

    おもしろい・・・。
    リアルよりリアルな主人公。
    知り合いのあの人・・・って間違えそうなくらいの勢い。

    いやぁ、てっこさんとの
    いちゃつきっぷり、
    身に覚えあるひと居過ぎなんじゃないか。
    だからこそこんな売れたんじゃないか。

    みんなひとりのとき
    んなことしてんだよ…きっと。
    そんな描写から
    始まるもんね。
    1巻。

    観察者の目を感じる…。
    作者は人間ウォッチ好きなんだろうきっと。

  • パンデミックで人がゾンビ化する話。


    いきなりゾンビに襲われ始めて、よく分からないが生き残ったというストーリー。やべぇ、感情移入できない。


    ゾンビになる系の話って、エンディングは「生き残っていきていこう」「生き残ってどうしよう」「追い詰められてどうしようもなくなって死ぬ」の3つくらいか。俺は「追い詰められてどうしようもなくなって死ぬ」が好きだが、このマンガは「生き残ってどうしよう」かな。

    ゾンビになるという事態に意味があって問題を解決できる場合と、そうでもない場合があるが、共通してマンガ家が描こうとするものは極限状況に陥ったときの人間の行動だ。そういう意味で、マンガ家の人生観がでる。花沢健吾は自己完結型の人間を描いてる。

    自己完結型は最近異常に多いが、他人に興味がない俺の共通の感想は「だから?」だ。このマンガは、「だから?」を経て「この作者って何を考えてこれを描いたんだ?」まで興味がわくことはないかな。


    花沢健吾のマンガは有名どころは読んでるが、「ふーん」以上の感想を持たなかった記憶と、話の内容をまったく覚えていないので「超つまらなかった」んだろうという認識しかない。そして、そういうマンガは俺の中ではゴミになる。リアルを描く場合は、リアルすぎるとマンガの意味がなくなるから、何を描きたかったかを前面に出さないと読者置いてけぼりになるのが大変だね。


    全然関係ないが、最近気付いたんだが、マンガ家って、視野が狭くて、目先のことしか考えていない人が非常に多いんだなということだ。まぁ、今日を生きるためにマンガを描いてるんだから、当然といえば当然だよな。魔夜峰央とか森川ジョージとか前川たけしとか、生活のためにマンガ描いてるって感じがよく分かる。

  • 結構がんばって読んでるんだけど、いまいち乗り切れない。展開があまり気にならないのはなぜなんだろう…。

  • hontoで無料版を呼んだ。

  • 世界に異変が起こって、自分だけが敵と戦える武器とスキルを持っていたならば、、、守るべき人がいたならば、

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