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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (282ページ)
感想・レビュー・書評
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電子書籍版がリリースされ、杉本一文画伯の表紙が採用されているので、
登録乗り換えにつき記事編集。
戦前の、金田一耕助が登場しない猟奇・耽美系中短編集(全6編)。
「蔵の中」は江戸川乱歩の作風にも通じる「騙り」の魅力が光る。
「鬼火」は俳諧師が語る、憎しみに囚われた二人の男の物語。
どちらも行間から仄かに血の匂いが漂う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
集中の白眉は間違いなく『鬼火』。これだけでも1冊買う価値がある。他の作品は普通の横溝。